ソニーマーケティング(株)は26日、HDD&DVDレコーダー“PSX”のシステムソフトのアップグレードを31日に開始すると発表した。これは1月26日に続く第2回目の無償アップデートになる。第1回目のアップグレードを行なっていなくても、今回のアップグレードを行なえば1回目と2回目の項目が同時にアップグレードされるという。
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“PSX”『DESR-5000』 |
アップグレードには、ブロードバンド回線を利用したネットワーク経由のダウンロード、またはCD-ROMを利用。ダウンロードサービスは31日の正午に開始予定。CD-ROMについては“PSX”ホームページまたは“PSX アップグレード専用デスク”(TEL.0120-252-645)で26日から受け付け、4月21日から郵送するほか、“PSX”取扱店でも配布する。
アップグレードされるのは、基本機能では、“記録・再生可能メディア”において、DVD+RWの録画と再生、およびデジタルカメラ“サイバーショット”の静止画(GIF)と動画フォーマットの再生/取り込み(クリップモーションのみ)。ただし、DVD+RWへの追記は行なえない。また“SLPモードコンテンツ”も除くという。
使い勝手を向上させる機能では、ビデオ機能、フォト機能、ミュージック機能が強化される。ビデオ機能は、ビデオの早見再生(1.3倍速)、2ヵ国語音声録画(HDD、DVD-RW(VRモード)への録画)、市販DVDソフトの早送り/早戻し(30倍速)、番組表上での予約修正に対応。フォト機能では、CD-Rからの“サイバーショット”の静止画/動画の再生/取り込み(JPEG/TIFF/GIF(クリップモーション)/MPEG-1)。ミュージック機能では、CD-R上のMP3認識可能曲数が99曲/1フォルダーに増やされた。そのほか、静止画スライドショー再生時に途中で停止する点の修正なども行なわれている。
なお、同時に予定していたプレイステーションユーザー向けウェブサイトサービス“プレイステーション BB(PlayStation BB)”への対応に関しては、後日ネットワークアップグレードで提供するとしており、詳細は別途案内するという。
