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ソニーマーケティング、HDD&DVDレコーダー“PSX”の新機種『DESR-7100』『DESR-5100』を発売――シルバーモデルも限定販売

2004年06月16日 17時30分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は16日、2003年12月に発売したHDD&DVDレコーダー“PSX”『DESR-7000』と『DESR-5000』の後継機種として、250GBのHDDを搭載した『DESR-7100』と160GBのHDDを搭載した『DESR-5100』の2機種を7月1日に発売すると発表した。『DESR-5100』については、ユーザーから要望の多かった“シルバー”カラーのモデルも用意し、限定発売する。価格はオープン。併せて、従来機種で新機種と同じ機能を利用できるようにするソフトウェアアップグレードサービスを7月15日に開始することも発表した。

『DESR-7100』
『DESR-7100』

『DESR-7100』は、『DESR-7000』の発売後に2回のアップグレードサービスで追加した機能(早見再生/フラッシュ/タイトルソートなど)を搭載するとともに、“録画モード変更”や“DVDメニュー作成機能”などの機能を新たに搭載したのが特徴。ダビング機能が強化されており、HDD上のコンテンツを最大約24倍速でDVD+RWやDVD-R/-RW(Video/VRフォーマット)に保存できるほか、DVD+RWとDVD-RW(VRモード)ではタイトルの追加も可能になった。新機能の“録画モード変更機能”は、HDDからDVDにダビングする際に、自動あるいは手動で録画モード(HQ/HSP/SP/LP/EP/SLP)を変更するもの。画質や長さを調整することでコンテンツを1枚のDVDに収めたい場合などに利用できる。“DVDメニュー作成機能”は、あらかじめ用意されている“DVDメニュー”の画面から、ダビングする内容に合わせて1枚を選択し、DVDディスクを作成する機能。サムネイル表示の映像を見ながら編集できるフィルムロール表示を利用して、手動でチャプターの設定が行なえる“チャプター編集機能”なども追加されている。

DVDメニュー
“DVDメニュー”の画面イメージ

CPUと描画プロセッサーは従来機種同様“90nm EE+GS”で、ソフトウェアエンジンにはPS2拡張リアルタイムOSを搭載する。TVチューナーは地上波アナログ(VHF/UHF/CATV)とBSアナログ対応で、ゴーストリダクション機能に対応。電子番組表(EPG)予約にも対応している。録画モードはHQ/HSP/SP(標準)/LP/EP/SLPの6モードを設定でき、HQでは約53時間、SPでは約107時間、SLPでは約325時間のHDD録画が行なえる。対応する記録メディアはDVD-R(Video)、DVD-RW(Video/VR)、DVD+RW。再生は音楽CD(CD-DA)、CD-R、メモリースティック、PS規格CD-ROM、PS2規格CD-ROM、DVD-ROMにも対応している。静止画はJPEG/TIFF/GIFに対応し、動画はMPEG-1にも対応。ミュージック機能では、ATRAC3形式の記録/再生、MP3の再生も行なえる。インターフェースは、10/100BASE-TX、D1/D2出力、コンポジットビデオ/Sビデオ/音声(入力1系統、出力1系統)、光デジタル音声出力(S/PDIF)、USB 1.1、メモリースティックスロット、PS/PS2用メモリーカードスロット×2、PS/PS2アナログコントローラー端子×2を装備する。本体サイズは幅312×奥行き323×高さ88mm、重量は約5.8kg。本体カラーはホワイト。

ホワイト シルバー
“ホワイト”モデル“シルバー”モデル
『DESR-5100』

『DESR-5100』は、HDD容量が160GBで、録画時間がHQで約33時間、SPで約67時間、SLPで約204時間となり、本体重量が約5.7kgとなるほかは、基本仕様は『DESR-7100』と同等。本体カラーはホワイトと限定販売するシルバーの2色をラインアップする。

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