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日本IBM、デスクトップ代替のA4ノートパソコン『ThinkPad G40』発表

2004年02月12日 09時45分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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日本アイ・ビー・エム(株)は12日、デスクトップパソコンのリプレースをメインターゲットにしたオールインワンノートパソコン“ThinkPad Gシリーズ”の新製品として、『ThinkPad G40』(2388-EQJ)など5モデルの販売を5モデルの販売を同日付けで開始すると発表した。直販サイトの“IBMショッピング”でのIBMダイレクト価格は、最廉価モデルでCPUにCeleron-2.40GHzを搭載した2388-BJ5が14万4000円から。

『ThinkPad G40』
『ThinkPad G40』

ThinkPad G40(2388-BJ5/EDJ/BS4/EQJ、2389-EQJ)は、デスクトップ向けCPUのPentium 4-3GHz(EQJ)/2.80GHz(EDJ/BS4)、またはCeleron-2.40GHz(BJ5)を搭載するA4ノートパソコン。新たにCPUにPentium 4-3GHz、60GBのHDD、512MBのメモリーを搭載した上位モデル(EQJ)と、CPUにPentium 4-2.80GHz、512MBのメモリーを搭載した中位モデル(EDJ/BS4)、CPUにCeleron-2.40GHzを搭載し、15インチの液晶ディスプレーを装備した下位モデル(BJ5)を追加した。

本体はIBMの定める駆動音検査試験“動作ノイズ測定試験”をパスした静音性(数値非公開)と、手前に向かって傾斜することでキーボードを打ちやすくするという“コンフォート・スラント・キーボード”を採用しているのが特徴。また、ピークシフト機能として、電力使用がピークとなる時間帯(13時~16時)に、内蔵バッテリーを使用することで電源供給量を下げ、大量の電力を消費する充電などを深夜に行なう『ピークシフト・コントロール・プログラム』を搭載する。

主な仕様は、チップセットが852GM(グラフィック機能内蔵、メインメモリーのうち最大64MBを共用)、メモリーがPC2100準拠のDDR SDRAM512MB×1(BJ5/EDJ/BS4は256MB×2)を搭載。HDDはEQJが60GB、BS4が40GB、BJ5/EDJが30GB、光ドライブはCD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ(CD-R書き込み24倍速、CD-RW書き換え10倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-ROM読み込み24倍速)を内蔵。液晶ディスプレーは、1400×1050ドットSXGA+(EQJ/BS4)表示または1024×768ドットXGA表示(EDJ/BJ5)の15インチTFT液晶パネルを採用する。

通信機能は10/100BASE-TX対応のEthernetポートとV.90対応の56kbpsモデム、EQJは加えてIEEE 802.11b準拠の無線LAN機能を搭載する。拡張スロットはPCカードスロット(Type II×2またはType III×1、CardBus対応)。インターフェースは、USB 2.0×4、PS/2×1、パラレルなどを装備する。本体サイズは幅329×奥行き283×厚さ51mm(最薄部37mm)、重量はBJ5/EDJ/BS4が3.9kg、EQJが4.1kg。バッテリーはニッケル水素(BJ5/EDJ/BS4)またはリチウムイオン(EQJ)で、バッテリー駆動時間はBJ5/EDJ/BS4が約1.0時間~1.1時間、2388-EQJ/2389-EQJが約2.0時間(JEITA測定法1.0)。ソフトウェアは、OSにWinodws XP Professional SP1、バックアップソフトに『Rapid Restore PC』、CDライティングソフトに『IBM Record Now』をプレインストールする。

同社直販サイトの“IBMショッピング”でのIBMダイレクト価格は、2388-EQJが22万9000円、2389-EQJが23万9000円(2388-EQJと同等の仕様で、引き取り修理の3年保証が付いたモデル)、2388-BS4が17万9000円、2388-EDJが16万8000円、2388-BJ5が14万4000円。

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