デル(株)は3日、個人/SOHO向けデスクトップパソコン“Dimension(ディメンション)”シリーズとワークステーション“Dell Precision Workstation(デル・プレシジョン・ワークステーション)”に、米インテル社の最新CPU『HTテクノロジ インテル Pentium 4 プロセッサ』を搭載したモデルを追加したと発表した。B.T.O.に対応しており、同日付けで販売を開始する。
90nmの量産技術で製造されるHTテクノロジPentium 4-3.20EGHzを搭載するのは、『Dimension 8300』『Dimension XPS』『Dell Precision Workstation 360』の3機種。0.13μmで製造されるHTテクノロジPentium 4 XE-3.40GHzを搭載するのは『Dimension XPS』、HTテクノロジPentium 4-3.40GHzを搭載するのは『Dell Precision Workstation 360』。
構成価格例は、『Dimension 8300』の場合、HTテクノロジPentium 4-3.20EGHz、875Pチップセット、256MBのメモリー(PC3200デュアルチャネルDDR SDRAM)、80GBのHDD(Ultra ATA/100)、米エヌビディア社のGeForce FX5200 128MB ビデオカード、オンボードのサウンドコントローラー、DVD-ROMドライブを搭載し、Windows XP Home Edition、12時間テクニカル電話サポート(Eメールサポート付き)、1年間引き取り修理サービスが付属する最小構成の価格は15万3800円。
ゲーム用デスクトップパソコン『Dimension XPS』の場合、HTテクノロジPentium 4-3.20EGHz、875Pチップセット、512MBのメモリー(PC3200デュアルチャネルDDR SDRAM)、120GBのHDD(Ultra ATA/100)、ATIテクノロジーズのRADEON 9800PRO 128MB DDRビデオカード、Creative SoundBlaster Audigy2 PCIサウンドカード、DVD-ROMドライブを搭載し、Windows XP Home Edition、24時間テクニカル電話サポート(Eメールサポート付き)、1年間引き取り修理サービスが付属する最少構成の価格は21万3800円。HTテクノロジPentium 4 XE-3.40GHzを搭載するモデルでは、2GBのメモリー、250GBのHDD(シリアルATA)、ATI RADEON 9800 XT 256MB DDRビデオカード、Creative SoundBlaster Audigy2 PCIサウンドカード、DVD±R/RWドライブを搭載し、Windows XP Home Edition、24時間テクニカル電話サポート(Eメールサポート付き)、1年間引き取り修理サービスが付属する最小構成の価格が44万7800円。
ワークステーションのエントリーモデル『Dell Precision Workstation 360』の場合、HTテクノロジPentium 4-3.20EGHz、875Pチップセット、512MBメモリー(PC3200デュアルチャネルDDR SDRAM)、40GBのHDD(Ultra ATA/100、毎分7200回転)、48倍速CD-ROMドライブ、オンボードサウンドコントローラー、NVIDIA Quadro FX 500 128MB グラフィックスカード、10/100/1000BASE-T対応ネットワーク機能(オンボード)をデスクトップシャーシに搭載し、Windows XP Professional SP1、24時間電話テクニカル電話サポート(Eメールサポート付き)、3年間当日対応オンサイト保守サービスが付属する最小構成の価格は19万7800円。HTテクノロジPentium 4-3.40GHzを搭載した場合の最小構成の価格は22万7800円。
同社は併せて、部品の価格が下がったことから、企業向けのノートパソコンとネットワークスイッチを値下げすることも発表した。同日付けで、ノートパソコン“Latitude(ラティチュード)”を最大約9％、ネットワークスイッチ“PowerConnect(パワーコネクト)”を最大約19％値下げする。これにより年度末商戦で拡販を図るとしている。
