デル(株)は8日、個人/SOHO向けノートパソコン“Inspiron(インスパイロン)”シリーズの新製品として、モバイルPentium 4-2.40GHzまたはデスクトップ向けCPUのCeleron-2.40GHzを搭載したA4ノートパソコン『Inspiron 1150』の受注を9日に開始すると発表した。同社直販サイト“オンライン・ストア”においてB.T.O.(Build To Order)方式で販売され、最小構成の価格は10万4800円。
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| 『Inspiron 1150』 |
“Inspiron 11XXシリーズ”は同社がエントリーユーザー向けに低価格化を図った“バリューモデル”。今回発表された『Inspiron 1150』は、昨年3月に発売した『Inspiron 1100』の後継機種で、インターネットやOfficeソフトを主な使用目的とするエントリーユーザー向けA4ノートパソコン。CPUにモバイルPentium 4-2.40GHzまたはCeleron-2.40GHz(従来モデルはデスクトップ向けCeleron-2.0GHzのみ)を選択できるようになったほか、B.T.O.オプションでIEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能を内蔵できるのが特徴。
主な仕様はチップセットにIntel 852GMV(グラフィックス機能内蔵、ビデオメモリーはメインメモリーから最大64MB共有)、メインメモリーにPC2100対応DDR SDRAM128MB(最大2GB)を搭載。HDDは20/30/40/60GB、光ドライブはCD-R/RW＆DVD-ROMコンボドライブ(DVD読込み8倍速/CD-ROM読込み24倍速/CD-R書込み24倍速/CD-RW書換え24倍速)、DVD+RW/+Rドライブ(CD-ROM読込み24倍速/CD-R書込み16倍速/CD-RW書換え10倍速/DVD読込み8倍速/DVD+R書込み4倍速/DVD+RW書換え2.4倍速)、DVD±R/RWドライブ(CD-ROM読込み24倍速/ CD-R書込み16倍速/ CD-RW書換え10倍速/DVD-ROM読込み8倍速/DVD+R書込み4倍速/DVD+RW書換え2.4倍速/DVD-R書込み2倍速/DVD-RW書換え2倍速)、CD-ROM(読み込み24倍速)、DVD-ROM(DVD-ROM読み込み8倍速)のうち1台を搭載可能。ディスプレーはXGA(解像度1024×768ドット)表示の15インチまたは14.1インチTFT液晶ディスプレーから選択可能。
通信機能はV.92対応56kbpsモデムと10/100BASE-TXのEthernetを標準搭載するほか、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能『TrueMobile 1300ワイヤレス内蔵Mini-PCIカード』を選択可能。インターフェースは、USB 2.0×2/アナログRGB/ヘッドフォン出力/マイク入力を搭載。拡張スロットはPCカードスロット(Type I/II×1)を装備する。バッテリーはリチウムイオンバッテリーを使用し、駆動時間は標準バッテリーで約2時間、オプションの大容量バッテリーで3.5時間(同社独自条件での測定)。本体サイズは幅335×奥行き275×高さ48mm、重さは約3.5kg(共に15インチ液晶ディスプレー搭載時)。OSは、Windows XP Home Edition SP1/Professional SP1から選択可能。ソフトウェアは画像管理ソフト『Dell ピクチャースタジオ』などをプレインストールする。
最小構成は、Celeron-2.40GHz、メインメモリー128MB、14.1インチ液晶ディスプレー、HDD 20GB、CD-ROMドライブを装備し、Windows XP Home Edition SP1プレインストールとなる。なお、CPUをモバイルPentium 4-2.40GHz、メインメモリーを256MB、ディスプレーを15インチ、HDDを40GBに変更し、無線LAN機能、CD-R/RW＆DVD-ROMコンボドライブ、USB接続の外付けFDDを追加した構成では16万9300円。
