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“Real256E”グラフィックコア統合の“SiS741GX”搭載マザーが!

2004年01月31日 21時07分更新

文● 増田

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「741GX-M」
“SiS741GX”を搭載した初のSocket Aマザーボード「741GX-M」

 VGA機能内蔵の“SiS741GX”チップセットを搭載した初のSocket Aマザーボード「741GX-M」がECSから登場した。組み合わされるサウスブリッジには、こちらも今回が初登場となる“SiS964L”を採用している。



オンボード マニュアル
“SiS741GX”はDirectX 9にソフトウェアレベルで対応するSiSの“Real256E”VGA機能を統合する“SiS741GX”と組み合わされる、サウスブリッジの“SiS964L”は、Serial ATA RAIDをサポートしない“SiS964”の機能縮小版

 “SiS741GX”はDirectX 9にソフトウェアレベルで対応するSiS製“Real256E”グラフィックコアを統合したAthlon XP向けのチップセットだ。FSBは333MHz、メモリもDDR333までの対応となり、最新のFSB400MHz版のAthlon XPには対応していないものの、その分価格を抑えたバリュー向けのチップセットといえるだろう。同じく“Real256E”を採用するチップセットといえば、Pentium 4対応チップセット“SiS 661FX”などがすでに登場しており、Gigabyteからは「GA-8S661FXM」が昨年10月にリリースされている。なお、サウスブリッジとして採用されている“SiS964L”は“SiS964”の機能縮小版で、Serial ATA RAIDをサポートしないもの。
 「741GX-M」はMicro ATXフォームファクタを採用し、拡張スロットがAGP×1、PCI×3、DDR DIMM×2。オンボードインターフェイスは6チャンネル対応サウンドと10/100Base-Tイーサネットのみという、低価格マザーの典型的な構成となっている。価格も安くなっており、ドスパラ秋葉原本店で6250円、フェイスで6470円、TSUKUMO eX.で6579円となっている。



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