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サイバーリンク、ビデオ編集ソフト『PowerDirector 3』とDVDオーサリングソフト『PowerProducer 2 Gold』を発表

2003年11月25日 21時43分更新

文● 編集部 新海宏一郎

サイバーリンク(株)は20日、都内ホテルで新製品発表会を開催し、ビデオ編集ソフトの新バーション『PowerDirector 3』とDVD作成&ダビングツールの新バージョン『PowerProducer 2 Gold』を発売すると発表した。 価格はPowerDirector 3が通常版1万4800円、アップグレードおよび乗り換え版は8000円、アカデミック版は6980円で、12月5日発売予定。PowerProducer 2 Goldが通常版9800円、アップグレードおよび乗り換え版は6800円で、12月19日発売予定。

会場では初めに同社代表取締役の吉田宣也氏が経営方針などを発表し、同社製品開発部プロダクトマネージメントグループの馬場規隆氏が新製品の紹介とデモを行なった。続いて、インテル(株)のP&Sマーケティング本部荒木義満氏が“ハイパー・スレッディング・テクノロジ”(HTテクノロジ)に関する説明を、松下電器産業(株)のPAVC社記憶型DVD開発センターの岡崎之則氏が、同社の記憶型DVDレコーダーにおける世界での動向やDVDレコーダ向けに開発された追記用フォーマットの“DVD-VR”とDVDプレーヤーとの互換を優先した“DVD+RW(+VR)”の違いなどを説明した。

説明会の出席者。左から、サイバーリンク(株)の吉田宣也氏、インテル(株)の荒木義満氏、松下電器産業(株)の岡崎之則氏
説明会の出席者。左から、サイバーリンク(株)の吉田宣也氏、インテル(株)の荒木義満氏、松下電器産業(株)の岡崎之則氏


インテルHTテクノロジ対応
高速エンコード&編集エンジン搭載ビデオ編集ツール

『PowerDirector 3』『PowerDirector 3』

『PowerDirector 3』はMPEG-1/-2やAVIなどを編集・加工しDVD等の書き込みが可能な統合ソフト。 前バージョンからユーザーインターフェースを一新し、従来のビデオクリップ(とトランジション)を一直線に並べる方式の“ストーリーボード”に加え、時間軸上にビデオクリップや、オーディオ、BGM、エフェクトなどを並べる“タイムライン方式”を採用し、0.03秒単位の細かいビデオ編集が可能になった。ソフトから操作できる入力デバイスにDVカメラやMicroMV、ウェブカメラ、TVチューナー、アナログ入力が対応し、現在接続中のデバイスのみ表示する“自動認識機能”を搭載している。 ビデオ編集機能では、“インテルHTテクノロジ”に対応した自社開発のエンコーダ(MPEG1/2 CyberLink Video Encoder 4.0)と、エンコードエンジン“CES(CyberLink Editing Service)”を搭載し、HT対応CPUを使った場合、同クロックの非対応CPUに比べてレンダリング時間で約18%の性能向上を確認したという。また、従来映像と音声を別々にエンコードしなければならなかった“SVRT(Smart Video Rendering Technology)”が、動画と音声の同時再エンコードを可能にした“SVRT 2”にバーションアップした。これにより他社製ソフトに比べエンコード時間大幅にアップしたという。 DVDオーサリングソフト『EzProducer』が付属し、チャプターやメニュー画面の作成のほか、DVカメラもしくはキャプチャーデバイスの映像をダイレクトに書き込む機能“Right-to-Disc”を搭載している。

『PowerDirector 3』操作画面
『PowerDirector 3』操作画面

動作環境は、対応OSがWindows XP/2000/Me/98 SE、CPUはキャプチャー/出力がAVIでIntel Pentium III-450MHz以上、MPEG-1でPentium III-600MHz以上、MPEG-2でPentium 4-2.0GHz以上。DV機器からMPEG-2リアルタイムキャプチャーを行なう場合はPentium 4-1.4GHz以上。CPU拡張命令は“SSE”、“SSE2”、“3DNow!”、“HTテクノロジ”に対応。メモリーは128MB以上、HDDは500MB(インストール時)、VCD/SVCD/MiniDVD作成時には1GB以上、DVD作成時には10GB以上必要。グラフィックスカードは1024×768以上表示可能なもの。



DVD±VR対応のDVD作成&ダビングツール

『PowerProducer 2 Gold』『PowerProducer 2 Gold』

『PowerProducer 2 Gold』はパソコンとDVDレコーダーの互換を意識したDVD-Video作成と、DVDの規格を知らない初心者でも、オリジナルDVDの作成が実行できるウィザード形式を採用したDVDオーサリングソフト。

今回のバーションではDVD-RAM/RWのVRフォーマットで作成したメディアの編集が可能になり、DVD-VR/DVD+VR形式に対応した。DVカメラやTVチューナー、キャプチャーデバイスから取り込んだ映像を、HDDに一時ファイルを作成することなく、直接DVDディスク(DVD±RW)に書き込むことができる“Right-to-Disc”機能、メニュー画面に動画を挿入する“モーションメニュー”作成機能、DVD±VR形式で収録されたDVD±RW・DVD-RAMを、HDDへの書き出しや再エンコードを行うことなく、ディスク上でタイトル追加や削除、プレイリストなどの変更可能な“オンディスクエディット”機能を搭載。また、DVDの収録済みのDVD・DVDイメージの活用に便利な機能“ディスクユーティリティ”を搭載。DVDのコピーやディスクイメージへの変換、消去(高速/完全)、DVD-RW/+RW/-RAMなどの書き換え可能ディスクの最適化など記録済みDVDディスクの活用ソフトも付属している。

『PowerProducer 2 Gold』の操作画面
『PowerProducer 2 Gold』の操作画面

会場では、実際にパソコンで編集した映像をPowerProducer 2 GoldでDVD-RAMに書き込み、DVD/HDDレコーダー(松下電器産業社製『DIGA DMR-E100H』)で読み出せることを確認し、そのDVD-RAMにDIGAで録画したTV番組を書き込んだ。次にパソコンでDVD-RAMに書き込まれた2つの映像にタイトルを付け、さらにTV番組のCMをカット編集をし、再びPowerProducer 2 Goldで書き込み、そのDVD-RAMがDIGAで認識し再生できるデモを行なった。PowerProducer 2 Goldがパソコンと家電の互換性を意識した製品であることが確認できた。

パソコンで追加した映像“Producer”、DIGAで追加した映像“Diga”のタイトルをパソコンで編集しDIGAで確認できた画面
パソコンで追加した映像“Producer”、DIGAで追加した映像“Diga”のタイトルをパソコンで編集しDIGAで確認できた画面

動作環境は、OSがWindows XP/2000/Me/98 SE。CPUがPentium II-450MHz以上。メモリーが128MB以上。HDDが150MB以上(インストール時)。(DVD作成時は10GB以上、VCD/SVCD作成時には1GB以上の空き容量が必要)。DVD-Video対応書き込みのディスクがDVD-R/RW・DVD+RW/+R。VideoCD/SVCD/DivX対応書き込みのディスクがCD-R/RW。DVD-VR/DVD+VR対応書き込みのディスクがDVD-RW/DVD+RW/DVD-RAM。



2004年DVDビデオレコーダーがVHSビデオを逆転

松下電器産業の岡崎氏は映像記録器の動向を発表し、DVDレコーダーは2003年度予想で約200万台、VHSは約315万台。12月に始まる地上デジタル放送でさらに需要が高まり、2004年度には逆転するのではと予想した。

記録型DVDの市場シェアの図
記録型DVDの世界シェアの図

次に、岡崎氏は同社製記憶型DVDにおける世界シェアを発表し、2003年上半期ではドイツをのぞいた日本、北米、イギリス、オーストラリア、シンガポールなどで約50%以上のシェアを誇っており、記録ディスクの主要3市場シェアでは、日本、北米ではDVD-RAMが約60%のシェアがあるが、欧州では、+RWに次いで2番目のシェアとなっていた。これはDVDレコーダーの世界シェアが2位で、“DVD+RWアライアンス”に加入しているオランダのロイヤルフィリップスエレクトロニクス社の影響が大きいからではないかとのこと。DVD-RAM(VR)は映像と写真を混在して保存しても再生可能でありパソコンとの互換性に秀でている。今後DVD-RAMを訴求し、パソコンと家電との互換性を重視した製品作りをすると発表し、発表会を締めくくった。

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