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アルティマ、組込みLinux機器の開発支援プラットフォーム『STORM』

2003年11月06日 00時00分更新

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(株)アルティマは、メガソリューション(株)、米Eureka Technology社と共同でLinuxをOSとする組込み機器の開発サイクルを加速する開発支援プラットフォーム『STORM』を開発、12月に発売することを発表した。

『STORM』はアルティマが取り扱う米PMC-Sierra社の低消費電力・高速MIPSベースプロセッサ“RM7065C-600P”を搭載しており、600MHzの高速プロセッシングが可能。また、システム制御チップとして米アルテラ社StratixシリーズFPGAを使用し、MIPSアーキテクチャ標準バスであるSysADバスとPCIバスのブリッジ機能、メモリ制御機能などを集積している。このFPGA内のSysADバス、PCIバス、SDRAMコントローラなどの機能ブロックにはEurekaが開発したIPコアを使用。またユーザロジック用にアルテラ社CycloneシリーズFPGAを使用し、柔軟性に富んだ試作開発のリソースを提供している。

主な仕様は以下の通り

・CPU PMC-Sierra社 RM7065C(600MHz)
・システムコントローラ ALTERA社 Stratix FPGA EP1S25
・ユーザFPGA ALTERA社 Cyclone FPGA EP1C12
・デバッグI/F 汎用デバッガ標準I/F用 PLCCソケット
・拡張I/F PCI 2.1(32bit/33MHz)×2
・ローカルバス I/F
・通信I/F RS232Cシリアル I/F×2ch
・10/100BaseT Ethernet×2ポート
・OS Debian GNU/Linux 3.0
・ボード規格 Micro/FlexATXフォームファクタ

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