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NEC、折り畳み可能なキーボード付き液晶一体型デスクトップパソコン“VALUESTAR H”などを発表

2003年11月05日 16時08分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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日本電気(株)とNECパーソナルプロダクツ(株)は5日、キーボード部を半分に折り畳んで、さらに液晶ディスプレーの半分を覆い隠すようなスタイルにも変更できる、“パーソナル向け商品”のキーボード付き液晶一体型デスクトップパソコン“VALUESTAR Hシリーズ”『VH300/7A』(1製品)と、“ニュースタイル商品”に位置づけられるB5サイズサブノートパソコン“LaVie J”の新製品『LJ700/7E』(1製品)を発表した。価格はどちらもオープンプライスで、出荷時期はVH300/7Aが今月下旬、LJ700/7Eが今月中旬。編集部による予想実売価格はそれぞれ14万円前後、25万円前後。

液晶TVにパソコン機能を付加した
新コンセプトモデル

『VALUESTAR H VH300/7A』
『VALUESTAR H VH300/7A』

VH300/7Aは、パソコンのリテラシー(知識)に不安がある人、液晶TVとパソコンのいずれかひとつを自室に置きたいと思っている人など、従来のパソコンユーザーとは異なる購買層をターゲットにした新コンセプト“Light PC TV”をうたうデスクトップパソコン。パソコンとは独立して動作するTV機能を搭載し、パソコンの起動を待たずにリモコン操作だけでTV視聴が行なえる。液晶パネルに高輝度(従来比約1.8倍)広視野角(上下左右176度)の“高輝度エクセレントシャインビュー液晶”を採用し、映画を見る際に適した落ち着いた色合いの“ムービーモード”、コントラストを高めた“ダイナミックモード”など、好みに合わせた画質設定が可能。

本体前面下部にヒンジを持つキーボード奥のボタンで、パソコン画面/TV画面/パソコン画面内にTV子画面/TV画面内にパソコン子画面の表示切り替えを行なうショートカットボタンを装備。指定時間に自動的に子画面表示に切り替えるなど、視聴予約機能も持つ。TVチューナーのスペックは、受信チャンネルがVHF/UHF(13~62ch)の音声多重放送対応、高画質化機能としてゴーストリデューサー/3次元Y/C分離/デジタルノイズリダクションなどを搭載する。

キーボード部を半分に畳んだところ
VH300/7Aのキーボード部を半分に畳んだところ

パソコンとしての主なスペックは、CPUにモバイルAthlon 4-1.1GHz、チップセットはグラフィックスアクセラレーター内蔵のSiS 740+SiS962L、メモリーはPC2100対応DDR SDRAM256MB(最大1GB)、HDDは40GB(UltraATA/100接続)を搭載する。液晶ディスプレーの表示解像度はXGA(1677万色表示)で、光ドライブはCD-R/RW&DVD-ROM対応コンボドライブ(CD-R書き込み24倍速、CD-RW書き換え10倍速、CD読み出し24倍速、DVD読み出し8倍速)を内蔵する。

拡張スロットはPCカード(TypeII×1、CardBus対応)を搭載し、インターフェースはUSB 2.0×4/PS/2×2/オーディオ入出力(角型光デジタル含む)/S-VIDEO入力/コンポジットビデオ入力、など。通信機能は10/100BASE-TX対応EthernetとV.90準拠の56kbpsモデム。

キーボード部を完全に畳んだところ
VH300/7Aのキーボード部を完全に畳んだところ。自動的に画面表示もハーフスクリーン向けのスクリーンセーバーモードに切り替わる

本体サイズと重量は、幅440×奥行き457(最大傾斜時555)×高さ372(同356)mm/約8.9kg。消費電力は標準約115W(最大135W)、TV機能のみ使用した場合は約70W(待機時約6W)。プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP1。

主要スペックの強化やキーボードの改良で
モバイルでの実用性を向上

『LaVie J LJ700/7E』
『LaVie J LJ700/7E』

LJ700/7Eは、モバイル志向が強い“LaVie J”ユーザーの声に応えるべく機能強化を施したB5モバイルノートパソコン。CPUに超低電圧版Pentium M-1.0GHz、グラフィックスアクセラレーターはMOBILITY RADEON 7500(ビデオメモリー32MB)、HDD 80GB、IEEE 802.11a/b/gトリプル対応の無線LAN機能を搭載するなど、パソコンとしての主要スペックを強化したほか、底面全体を覆うようにカバーするセカンドバッテリー(標準搭載バッテリーとの併用可能)を別売オプションで用意するなど、モバイルでの実用性を向上したのが特徴。

また、キーボードも従来の横長キートップが正方形になり、ファンクションキーと数字キーの間、F4とF5、F8とF9に隙間を設け、約4キー分の長いスペースバーを搭載するなど、キータイピングの効率向上を図る工夫が施されている。

光ドライブは本体に内蔵しないが、専用コネクター接続によりACアダプターなし(LJ700/7E本体から給電)で動作するCD-R/RW&DVD-ROM対応スリムコンボドライブを標準添付するほか、SDメモリーカード/MMC/スマートメディア/メモリースティック(シリアル転送ながらメモリースティックPROにも対応)の“4 in 1メモリーカードアダプター”が同梱される。

上記以外のスペックは、メモリーがPC2100対応DDR SDRAM 256MB(最大768MB)、液晶ディスプレーが12.1インチ低温ポリシリコンTFTで表示解像度と発色数はXGA/1677万色。通信機能は無線LANのほか10/100BASE-TX対応EthernetとV.90準拠の56kbpsモデムを搭載、拡張スロットはPCカード(TypeII×1、CardBus対応)、CFカードスロット(TypeII×1)。インターフェースはUSB 2.0×2/IEEE 1394×1/アナログRGB出力/オーディオ入出力、など。

バッテリーはリチウムイオンタイプで、駆動時間は約4.5時間(JEITA測定法Ver.1.0による同社測定値)、オプションのセカンドバッテリーを併用すると約10.5時間となる。

本体サイズと重量は、幅270×奥行き238×高さ26.9(最薄部16.6)mm/約1.38kg。プレインストールOSはWindows XP Professional SP1、プレインストールアプリケーションはMicrosoft Office Personal Edition 2003など。


なお、同社の直販サイト“121ware.com”では、同等スペックで付属品や内蔵デバイスのカスタマイズが可能な“VALUESTAR G タイプH”“LaVie G タイプJ”を発売している。詳細は同社ウェブサイトを参照いただきたい。

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