(株)エヌ・ティ・ティ エックスと米グーグル(Google)社は2日、日本語によるインターネット検索サービスにおいて戦略的提携に合意したと発表した。
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提携における相関関係 |
両社の提携は、日本語での検索サービスとアドワーズ広告を強化したいグーグルと、日本語による検索サービスを見直し強化したいNTT-Xの方針が一致したことによるもの。具体的には、NTT-Xの検索サービス“goo”にグーグルのウェブデータベースを含む基本的な検索機能の提供を受け、独自の検索キーワード自動補正機能(ウィスキー/ウィスキィなどの吸収や、キーワードの修正ワード候補の表示)などを加えたうえで検索サービスを提供する。両社は共同でサービスの向上に取り組むとしており、マーケティングの面では、グーグルの検索キーワード連動型広告“アドワーズ(AdWords)”をgooに採用する。アダルトフィルタリングにも対応する。
日本語語彙検索の新サービスは12月1日に開始する予定で、NTT-Xは独自データベースによる公式ホームページ“ぴったりgoo”を提供する。両社は、提携により、日本語による最高のインターネット検索サービスの提供と、検索キーワード連動型広告“AdWords”の拡大を図るとしており、“goo”における共同実験の検討も行なうという。
