ジェイフォン(株)(J-フォン)ブースでは、10月1日の 社名・ブランド名変更以降に発売する、2製品を参考出展していた。いずれも“ボーダフォン(Vodafone)”ロゴがあしらわれている。
来場者の注目を特に集めていたのは、コンパクトフラッシュ型のW-CDAM方式データ通信カードで、「W-CDMA方式のCF型データ通信カードは世界初」(J-フォン)という。通信速度は、下り384kbps/上り64kbps。同社の第三世代携帯電話サービス“Vodafone Global Standard”(以下VGS)の端末が共通して採用しているICカード『USIM(Universal Subscriber Identity Module)カード』を内蔵している。製造メーカーは公表されておらず、「利用可能なエリアや発売時期等の詳細も未定だが、秋には何らかの発表をする見込み」(同)という。
W-CDMA方式のCF型データ通信カード | 製造メーカーは公表されていない |
もう1つの参考出展は、8月に発表されたインターネット接続サービス“ボーダフォンライブ!”対応のVGS携帯電話『V801SA』で、手にとることができる実機が数台用意されている。製造は三洋グループで、発売時期等は未定。
V801SA(コズミックネイビー)。液晶ディスプレー部から数字キー部をスライドして引き出すスライド式を採用する | 有効31万画素のCCDカメラ(33段階4倍ズーム対応)を前後に2基内蔵する |