(株)エヌ・ティ・ティ エムイーは6日、スループットが最大100Mbpsの高速ブロードバンドルーター『MN8300』の販売を23日に開始すると発表した。価格は1万9800円。
『MN8300』 |
『MN8300』は、プロセッサーに『インテル IXP422 ネットワーク・プロセッサ』を採用し、最大100Mbps(FTPで99Mbps、PPPoEで99Mbps)のスループットを持つ高速ブロードバンドルーター。Bフレッツやフレッツ・ADSLに対応する。最大8セッションのPPPoEマルチセッション機能に対応するほか、UPnPマルチセッションにも対応。GapNAT(Global Address Proxy with NAT)機能、DMZポート機能、PPPoEブリッジ機能、複数固定グローバルIPアドレスにも対応する。セキュリティー機能は、ステートフル・パケット・インスペクション(SPI)、アクセス制限、ステルスモードほかを搭載し、VPNパススルー機能(PPTPマルチ、IPsec、L2TP)にも対応。ダイナミックDNSサービスを利用することもできる。NTT東日本/西日本が提供するフレッツ・アクセスサービスのユーザー向け専用サイト“フレッツ・スクウェア”用の設定がプリセットされており、NTT東日本/西日本それぞれの設定を選択できるようになっている。NTT東日本のIPテレビ電話サービス“フレッツ・コネクト”やIP-VPNサービス“フレッツ・グループアクセス”、NTT-BBのブロードバンドコンテンツサービス“BROBA”にも対応しており、LANポートにゲーム機『Xbox』を接続すればマイクロソフトのオンラインゲームサービス“Xbox Live”も利用可能。
インターフェースは、WAN側が10/100BASE-TX×1、LAN側が10/100BSE-TX×4で、Auto MDI/MDI-Xに対応する。電源はAC100Vで、付属のACアダプター(DC12V、1A)を利用する。消費電力は最大12W。本体サイズは幅32×奥行き126×高さ170mm、重量は約360g。縦置きスタンド、LANケーブル(2本)が付属する。