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NTT-ME、20Mbpsを超えるADSLサービスに対応可能なADSLモデム内蔵ルーター『MN7330』を発売

2003年06月04日 20時47分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ エムイーは4日、20Mbpsを超える速度のADSLサービスにも対応可能なADSLモデム内蔵ルーター『MN7330』の販売を12日に開始すると発表した。価格は1万9800円。これは2002年11月に発表した12Mbps対応ADSLモデム内蔵ルーター『MN7320』の後継機種。

『MN7330』『MN7330』

『MN7330』は、下りの速度が20Mbpsを超える“ITU-T G.992.1 Annex I”方式のADSLサービスに対応可能なADSLモデム内蔵ルーターで、ファームウェアのバージョンアップにより最大27Mbps(理論値)に対応可能という。出荷時は12M/8M/1.5Mbps対応ファームウェアを搭載しており、20Mbpsを超えるADSLサービスについては、接続が確認できたADSL事業者のサービスに対応したファームウェアをホームページで順次公開する予定。Auto MDI/MDI-X対応の10/100BASE-TX×4ポートのスイッチングHub機能を搭載する。接続プロトコルは、PPPoEとPPPoAの両方に対応し、PPPoEはマルチセッションに対応。UPnPマルチセッションにも対応する。LANポートに接続したパソコンに直接グローバルIPアドレスを割り当てたのと同じ環境を構築できる“GapNAT(Global Address Proxy with NAT)機能を搭載する。セキュリティー機能は、パケットフィルタリング、NAT、IPマスカレード、アクセス制限などを装備し、ADSLモデムとして利用するためのブリッジ機能も利用できる。

電源はACアダプター(DC12V)を利用し、消費電力は最大15W。本体サイズは幅181×奥行き122×高さ41mm、重量は約600g。“フレッツ・スクウェア”“フレッツ・コネクト”“フレッツ・グループアクセス”などのNTT東日本/西日本が提供するサービスや、NTT-BBのブロードバンドサービス“BROBA”にも対応する。また、マイクロソフトのゲーム機『Xbox』に接続すれば、ネットワークサービス“Xbox Live”も利用可能という。パッケージには、電話線(長さ3m)、LANケーブル(長さ2m)、縦置き台、専用ACアダプター、ADSLスプリッターが同梱される。

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