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日本HP、大判対応の“HP Designjet マルチファンクションシリーズ”を発売

2003年07月23日 20時25分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は23日、大判プリンター“HP Designjet(デザインジェット)”と組み合わせて多機能型プリンター“HP Designjet マルチファンクションシリーズ”として利用するためのスキャナー『HP Designjet scanner(デザインジェット スキャナ)4200』を発表した。併せて、同等製品と大判プリンター『HP Designjet 800ps 1067mm (B0) モデル』をセットにした『HP Designjet 815mfp』の販売を7月下旬に開始する。価格は、『HP Designjet scanner 4200』が268万円、『HP Designjet 815mfp』が338万円。販売代理店経由で販売する。

『HP Designjet scanner 4200』 『HP Designjet 815mfp』
『HP Designjet scanner 4200』『HP Designjet 815mfp』
“HP Designjet マルチファンクションシリーズ”

『HP Designjet scanner 4200』は、HP Designjet 5500/5000/1000/800/500シリーズと組み合わせて使用するスキャナー。3リニアCCDデジタルカメラを2機搭載し、最大1067mm(42インチ)の幅を光学解像度424dpi(イメージ解像度最大2400dpi)でスキャンできるのが特徴。読み取り速度はモノクロで毎秒76.2mm、カラーで毎秒38.1mm。スキャンは36bitカラーで、出力は24bit RGBカラー、8bitインデックスカラー、8bitグレースケール、1bitモノクロに対応。拡大縮小は1~1万%。保存可能形式はPDF、TIFF、JPEG、CALS G4。コントローラーにはPentium III-850MHzを採用し、256MBのメモリーと14GBのHDD、3.5インチFDD、CD-R/RWドライブ、PCカードスロットを搭載する。RIPは純正PostScript 3を搭載。インターフェースはスキャナーがIEEE1394、プリンターが10/100BASE-TXまたはUSB 2.0/1.1に対応。OSはWindows 2000 Professioanを搭載する。操作はタッチスクリーンとGUIを利用して行なえる。ミニキーボードも搭載する。電源はAC100V~240Vで、消費電力は280W。本体サイズは幅2029×奥行き770×高さ1250mm、重量は95.5kg。

『HP Designjet 815mfp』は、HP Designjet scanner 4200と同等のスキャナーと大判プリンターのセットで、それぞれを単体で購入するより約10%価格を抑えた製品。

同社では、この2製品を、GIS(Geographic Information System:地理情報システム)や、土木測量、建設/設計コンサルティング、プリントサービスなどの市場向けに販売するとしている。

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