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サン・コミュニケーションズ、“WakeOnサービス”に対応したブロードバンドルーター『Rooster-RW』を発売

2003年07月14日 21時49分更新

文● 編集部

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(株)サン・コミュニケーションズは14日、“SLEAD(スリード)”ブランドの新製品として、PDA(携帯情報端末)をリモートで起動させ、クライアントソフトに指示を送出できるディーディーアイポケット(株)のサービス“WakeOnサービス”に対応した企業向けルーター『Rooster-RW』(SC-RS5FJ)を9月上旬に発売すると発表した。価格は2万9800円。

『Rooster-RW』『Rooster-RW』

『Rooster-RW』は、AirH”やFOMA/DoPa/@Freedなどのモバイルデータ通信カードに対応したブロードバンドルーターで、“WakeOnサービス”に対応したのが特徴。音声着信が可能なカード型PHS端末などを接続すれば、携帯電話機からの着信をトリガーとして自動でダイアルアップする“WakeOn VOICE機能”を利用できるほか、カード型DoPa端末を接続すれば、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモの法人向けLAN接続サービス“DoPaによるLAN接続サービス”に対応した“DoPa LAN着信機能”、電話番号認証(CLID)やID/パスワードのユーザー認証(PAP)に対応した1回線の“リモートアクセス機能”などを利用できる。グローバルIPアドレスをあらかじめ設定したメールアドレスに通知するグローバルIPアドレス通知機能を含む“アドレス解決機能”も搭載する。今後はNTTドコモのプッシュ型配信サービスに対応した“WakeOnRing”機能も搭載する予定という。

WAN側は10/100BASE-TX×1ポート、LAN側は10/100BASE-TX×4ポートを装備し、スイッチングHub機能を搭載する(Auto MDI/MDI-X対応)。PPPoEプロトコルをサポートし、NAT/IPマスカレード、DHCPクライアント/サーバー、バーチャルサーバー、DMZホストなどの機能を搭載し、セキュリティー機能は“SPIプラス(ステートフル・パケット・インスペクション・プラス)”に対応したファイアーウォールや、VPNパススルー(IPsec/PPTP)を搭載する。電源はACアダプター(DC12V出力)を利用し、最大消費電力は7.5W。本体サイズは幅35×奥行き111×高さ146mm、重量は130g。各種設定はウェブブラウザーを利用して行なえる。対応OSはTCP/IPをサポートするもの。

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