「Thunder K8S(S2880GNR)」 |
MSI「K8D Master-F」、RIOWORKS「HDAMA」に続くOpteron対応マザーボード、Tyan「Thunder K8S(S2880GNR)」が本日発売された。U320-SCSIオンボードのモデル“S2880UGNR”もラインナップされているが、今回発売された“S2880GNR”はSCSIなしの下位モデルだ。
Broadcom“BCM5704CKRB”によるデュアルギガビットイーサネット | Promise製“PDC20378”チップによるSerial ATA RAID機能 | |
U320-SCSIオンボードのモデル「S2880UGNR」もラインナップされている | 「Turbolinux 8 for AMD64」が付属 |
“S2880GNR”は今まで発売された2社の製品とよく似た仕様となっており、チップセットに“AMD-8131+AMD-8111”、拡張スロットが32bit PCI×1、PCI-X×4、PC2700ECC/Registered対応DIMM×6(12GBまで搭載可能)という構成。オンボードインターフェイスにはATI RageXL(8MB)のVGA機能とBroadcom“BCM5704CKRB”によるデュアルギガビットイーサネットとなっている。そのほかPromise製“PDC20378”チップによるSerial ATA RAID機能を搭載。またこの製品には先日発売されたばかりの「Turbolinux 8 for AMD64」が付属する。価格はUSER'S SIDEで8万4800円。
まだまだ高価なOpteron対応マザーボードだが、来月以降ATXフォームファクタでAGPスロットを搭載する製品が4万円台で発売されるという話もあり、そうなればOpteronを使用したシステムもかなり現実的になるだろう。
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