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リコー、業務用A4カラースキャナー『IS220DC』など2機種を発売

2003年04月21日 20時58分更新

文● 編集部

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(株)リコーは21日、A4対応のフルカラースキャナーの新製品として、シートスルータイプの業務用モデル『IS220DC』と、ブック(BOOK)原稿にも対応した『IS225DC』の2機種を25日に発売すると発表した。価格は『IS220DC』が13万円、『IS225DC』が24万円。

『IS220DC』と『IS225DC』
『IS220DC』(左)と『IS225DC』(右)

『IS220DC』は、JPEG画像圧縮機能を標準で搭載し、A4サイズのカラー原稿(150dpi)またはモノクロ原稿(200dpi)を、毎分25ページで読み取れるカラースキャナー。上下2個所に読み取りセンサーを装備しており、両面原稿を片面と同じ速度でワンパスで読み取れるほか、重走検知機能を搭載することで信頼性を向上したという。光学解像度は600×600dpi。階調は入力が10bit、出力が8it。読み取り範囲は最大216×356mm。ADF(自動給紙装置)を標準装備しており、50枚まで積載できる。ドロップアウトカラーは赤/緑/青に対応する。原稿が傾いて読み込まれた場合、文字列などが水平になるように自動補正する“傾き自動補正機能”を搭載するほか、ADF使用時に原稿サイズを検出し、同一の定型サイズの検知や、幅が等しく長さが異なる原稿の混在検知が行なえる。読み取ったイメージデータに、日付や数字のカウントダウン/カウントアップの文字列を合成することも可能。同梱される『RICHO TWAINドライバー』を利用すれば、本体のスタートボタンで読み取りを開始させることもできる。ドライバーソフトの対応OSはWindows 95/NT 4.0(SP5以上)/98/Me/2000/XP。インターフェースはSCSI-2(ハーフピッチ50ピン)とUSB 1.1を装備する。電源はAC100V~120Vで、消費電力は28W以下(低電力モードでは12W以下)。本体サイズは幅301×奥行き168×高さ158mm、重量は3.5kg。

『IS225DC』は、『IS220DC』の機能に、フラットベッドタイプのスキャン機能を追加したモデル。フラットベッドでのBOOK原稿の読み取りサイズは最大216×287mm。消費電力は34W以下。本体サイズは幅302×奥行き569×高さ229mm、重量は8kgとなる。

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