東海旅客鉄道(株)と(株)エヌ・ティ・ティ エムイーは18日、東海道新幹線“のぞみ”の停車駅で実施する“公衆無線LANを利用した高速インターネット接続実験”を21日の午前10時に開始すると発表した。モニター募集を、参加ISPが18日から順次開始する。
![]() | エリアに掲示する公衆無線LAN実験中のシール |
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同実験は、2月に発表したもので、今回、募集方法と“エリアマッチポータル”のイメージ、新規参加ISPなどを公表した。参加ISPにより実験開始時期が異なり、詳細は各ISPの実験用ホームページに掲載する。
“エリアマッチポータル”は、実験用ホームページで、空席案内や時刻表、駅案内、行楽地情報、駅弁紹介、お土産などのコンテンツのほか、列車内で読むためのダウンロード型電子書籍などの旅を快適にするコンテンツを提供するという。
![]() | “エリアマッチポータル” |
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参加ISPとして、日本電気(株)の“BIGLOBE”、日本通信(株)の“b-mobile”、KDDI(株)の“DION”、JENS(株)の“JENS SpinNet”、日本テレコム(株)の“ODN”、松下電器産業(株)の“Panasonic hi-ho”、グローバルソリューション(株)の“VECCEED”、NTT-MEの“WAKWAK”のほか、新たに(株)ドリーム・トレイン・インターネット“DTI”が加わった。受け付け開始は、BIGLOBEとDTI、JENS SpinNet、VECCEED、WAKWAKが18日、b-mobileが21日、DIONが5月中旬、ODNとPanasonic hi-hoが準備中となっている。
今後、7月から実施する有料実験では、法人向けにVPN利用実験や、PDAやパソコンを利用した無線IP電話などの実験も行なう予定としている。
