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日本通信、bモバイルの無線LANローミングサービスを今夏提供開始

2003年05月08日 23時14分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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日本通信(株)(JCI)は8日、都内で記者説明会を開催し、現在同社が行なっているPHSデータ通信サービス“bモバイル”の会員向けに、公衆無線LAN(いわゆるホットスポット)が利用可能な場所でのローミングサービスを今夏に提供すると発表した。

執行役員の福田尚久氏
執行役員の福田尚久氏

JCIが現在行なっているbモバイルは、ディーディーアイポケット(株)(DDIポケット)のPHSデータ通信回線を利用しているが、32kbpsまたは128kbpsとデータ通信速度が高くないため、ウェブサイトの画像やメールデータを圧縮して転送する独自サービス(“ウェブアクセラレータ”“メールブースター”)を提供していた。今回、有料の公衆無線LANサービスと提携することで、より高速なデータ転送速度(最大11Mbps)を提供できると説明している。

JCIとの提携を表明している無線LANサービス事業者は、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)(NTTコミュニケーションズ)/(株)理経/東海旅客鉄道(株)(JR東海)/東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)/日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)の5社/団体。利用できる場所は特定のJR駅やホテル、新幹線“のぞみ”の停車駅、京都市内など。JCIでは、ユーザーが居る場所でPHS通信と無線LAN接続のいずれが利用可能かを視覚的に示すインターネット接続ユーティリティーソフト『bアクセス 3.0』を開発中で、今月中にプリベータ版をβテスター(bモバイル会員から募集)に配布、6月にβ版をbモバイル会員に配布し、夏ごろに正式運用を開始する予定としている。なお、無線LAN接続環境(無線LANアダプターなど)はユ

インジケータ 接続設定切り替え
PHS/無線LANのステータスがアイコンで示されるESSIDやWEPなどの無線LAN設定も、ボタンの1クリックで自動的に切り替わるという

ローミングサービスの料金は、bモバイルの年間契約会員の場合、公衆無線LANサービスを1日(1社)利用するとbモバイルの2日分の利用資格が消費され、bモバイルの利用期限が363日分になる(SCCJの“みあこネット”は無料で利用可能)、とのこと。この算出要因は、bモバイル(年間契約)の1日あたりの利用料が約250円で、公衆無線LANサービスの1日使用権がおおむね500円程度で販売されているためだという。同社ではこれを“ネットワーク等価交換方式”(日付精算)と呼び、「現時点では公衆無線LANサービスが最短で1日単位での利用権しか販売していないため、割高に感じられるかもしれない。将来、公衆無線LANサービスでより短時間の利用権が設定されれば、ローミングサービスのメニューも変更するつもりだ」と、執行役員の福田尚久氏は語った。

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