リバーストーン・ネットワークス(株)は9日、10Gigabit Ethernet(10GbE)スイッチ“XGS9000”ファミリーを発表した。今回発表したラインアップは、16スロットの『XGS9016』と8スロットの『XGS9008』の2機種。サンプル出荷を開始しており、5月下旬の出荷予定。
手前が『XGS9008』、奥が『XGS9016』 |
“XGS9000”は、10Gigabit Ethernet(10GbE)の規格である“IEEE 802.3ae”に準拠したレイヤー2/3対応のスイッチ。理論値の10Gbpsと同じ速度で処理できるのが特徴で、独立系評価機関の米Tolly Groupから、10GbEのカテゴリーにおいて世界で初めて“True10”プログラム認証を受けたという。価格もポート単価をGbEと同程度まで下げたとしている。
『XGS 9008』は、ラインカードを8枚まで搭載できる8スロットシャーシ型で、スイッチ・ファブリック、制御モジュール、電源、ルーティングソフトを搭載する。160Gbpsのバックプレーンで100Mppsの処理が可能という。本体サイズは、ACシステムが幅43.8×奥行53.3×高さ57.8cm、DCシステムが幅43.8×奥行53.3×高さ53.3cm。重量は41kg(全スロット搭載時91kg)。
『XGS 9016』はラインカードを16枚まで搭載できる16スロットシャーシ型で、320Gbpsのバックプレーンで400Mppsの処理が可能という。本体サイズは、ACシステムが幅43.8×奥行53.3×高さ88.9cm、DCシステムが幅43.8×奥行53.3×高さ84.5cm。重量は61kg(全スロット搭載時143kg)。
同社では、今後、QoS、MPLS、IPv6に順次対応するとしている。