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リコー、形状チェック機能などを強化した3次元ソリッドモデラー『DESIGNBASE V11』を発売

2003年04月01日 21時28分更新

文● 編集部

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(株)リコーは1日、3次元CAD用のソリッドモデラー『DESIGNBASE V11』を2日に発売すると発表した。生成した形状のチェック機能や曲面生成機能などを強化したもので、価格は1年間の利用権が2万円。

『DESIGNBASE』は、3次元CAD/CAM/CAEシステム用のツールキットで、立体の内部までを表現するためのソリッドモデラー。最新版となる 『DESIGNBASE V11』では、日本自動車工業会(JAMA)の“PDQ(Product Data Quality:モデルデータ品質)分科会”の動向を考慮して、微小ソリッドシェルや自己干渉面を始めとする13項目の問題形状を検出する機能を搭載したほか、サーフェス(曲面)モデリング機能や、2次元機能を拡張したのが特徴。

対応機種はPC/AT互換機で、Pentium-300MHz以上を搭載したモデル。使用言語はC言語。対応OSはWindows XP/2000 Professional/Me。購入方法は、『DESIGNBASE』のサイト からファイルをダウンロードし、同社の企業向けサイト“NetRICOH”で製品版のパスワードを購入する形をとる。

ちなみに『DESIGNBASE』は、同社製デジタルカメラ『Caplio RR30』の外装設計にも利用されたという。

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