外付けHDDケースを使用する場合、どうしてもその電源供給方法には悩ませられる。そんな問題を低減してくれるかもしれない変わった電源供給方法を採用した外付け2.5インチHDDケースが一気に3製品登場した。
まずはじめにVALUEPLUSから発売されたUSB2.0対応の「SPIO」。USBケーブルが2つ付属しており、1つは通常のUSBケーブルなのだがもうひとつはH型に分岐しているのが特徴的だ。USBポート1つだけではバスパワーが不足することを想定して、PC側2ポートから電源供給を受けることができるようにこういった形状になっている。H型のケーブルは終端部がAタイプのオス×2/メス×2という構成なので、この外付けケースを使用した場合でもポートがひとつ余ることになる。価格はコムサテライト3号店で4470円となっている。
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「SPIO」 |
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「SPIO」に付属するUSBケーブル |
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パッケージ裏に取り付け例が記載されている |
次にタイムリーの「HD-227U2/FW」だが、こちらはUSB2.0/IEEE1394の両対応となっている。電源供給はこちは片側が2つに分岐されたUSBケーブルにより、2ポートからのバスパワー供給が可能になっている。また、付属のケーブルによりPS2ポートからの供給も可能だ。価格はOVERTOPで5715円。
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片側が2つに分岐されたUSBケーブル |
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「HD-227U2/FW」はUSB2.0/IEEE1394の両対応 |
最後に、Iwillから発売された「EBOX100」は、USB2.0対応でアルミ製ケースを採用。付属のUSBケーブルはこちらも片側が分岐しているのだが、この製品では分岐した片側が電源コンセントに差し込む形状になっている。上記の2製品と比較すると電源コンセントが必要になるという欠点はあるが、それでもACアダプタを別に持っている必要がなくなるといったメリットぐらいはあるだろう。また価格も安めの2980円で高速電脳で販売中だ。
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「EBOX100」 |
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分岐した片側が電源コンセントに差し込む形状になっている |
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