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伸び縮みする珍しいオールステンレス製ケースが登場予定!

2002年11月30日 22時52分更新

文● HINOMOTO

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「Fine PC Acro」 ステンレス製
「Fine PC Acro」通常のMicroATXケースに見えるが…
伸びる 背面
内側のフレームが出てくる背面には8cm角ファンを1基搭載可能
内部 170mm
内部の様子最大で170mm伸びる
固定

 有限会社ダンデリオンから、珍しいオールステンレス製MicroATXケース「Fine PC Acro」が来週末発売予定となっている。
 オールステンレス製というのも特徴のひとつだが、もうひとつこのケースの面白いところはフレームが外側/内側に2分割されており、内側のフレームは背面側へ引き出すことができるようになっている点。これにより、ケースサイズは通常の内側のフレームを完全に格納した状態で163(W)×344(H)×310(D)mm、フレームを引き出すことで、最大で奥行きが480mmまで調節できるように なる。ただし、ケースサイズが調整できるとは言っても、ATXフォームファクタのマザーボードが搭載できるようになるかというと、そうではないので注意が必要だ。
 同製品はMicroATX専用ケースとしては、前面に5インチベイ×3、3.5インチパネル×5という多めの構成となっているが、これが自由に伸縮できる機構と関係があるようだ。5インチベイを1つしか使用しない場合は縮めて使い、3つ使用する場合は伸ばして使うなど、マザーボードとドライブが干渉しないよう状況に合わせて使用する方法も考えられる。MicroATXフォームファクタの マザーボードを利用しつつ、ドライブ類を多く搭載したいユーザーにとってはありがたい機能かもしれない。ただし、ケーブルの取り回しがうまくいくかどうかなどは不明。また、このケースは横置きも可能で付属品には両面テープで装着するタイプの足が4つが含まれる。

 現在展示されている製品は前面パネルに5インチベイ×3、3.5インチパネル×5という構成だが、ショップの話によれば「3.5インチベイ2つの部分にはUSB×2/オーディオポートのフロントアクセス用パネルに変更されて発売される」とのことだ。背面には8cm角ファンを1基搭載可能になっている。 標準で搭載される電源は、SNE製Pentium 4対応200Wとなっており、オプションのラックマウント用1U電源搭載ブラケットを使用することで大容量の1U電源の搭載も可能とのこと。販売を予定しているのは、高速電脳で価格は3万9800円とのこと。



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