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オムロン、薄型デザインのパソコン用UPS『BX35XFS』など2機種を発売

2002年11月07日 17時40分更新

文● 編集部

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オムロン(株)は7日、パソコン用無停電電源装置(UPS)“POWLI(パウリ)”の新製品として、出力容量が350VA/210Wの『BX35XFS』と、500VA/300Wの『BX50XFS』の2機種を12月4日に発売すると発表した。価格は『BX35XFS』が1万9800円、『BX50XFS』が2万3800円。

『BX35XFS』
『BX35XFS』

『BX35XFS』と『BX50XFS』は、本体の厚さを45mmの薄型にしたデザインを採用し、3年保証(消耗品のバッテリーを除く)が付けられているのが特徴。標準で付属する専用スタンドにより縦置きも可能となっているほか、ユーザーが本体前面からバッテリー交換を行なえるようになっている。

バックアップ運転時の電圧はAC100V±10%で、周波数は50Hz/60Hz±1Hz、出力波形は矩形波となる(商用電源運用時は正弦波)。バックアップまでの切り替え時間は10ミリ秒以内。バックアップ時間は『X35XFS』が5分以上、最大90分で、『BX50XFS』が3.5分以上、最大90分。バッテリーには小型シール鉛バッテリー(標準寿命タイプ/期待寿命2~3年)を利用し、充電時間は10時間(5時間で80%充電)。出力コンセントはアース付き3P×3個。ADSL/電話/ISDN/ネットワーク回線のサージからパソコンや周辺機器の損傷を防ぐ“回線サージ保護機能”や、4週間ごとに自動でバッテリーチェックを行なう機能なども搭載する。

『BX50XFS』
『BX50XFS』

また、通信インターフェースを標準装備しており、オプションの自動シャットダウンソフトを利用すれば、パソコンの自動シャットダウンや、スケジュールON/OFF、電源状態のモニターも可能。通信インターフェースはシリアル(オムロンプロトコル対応)。本体サイズは幅285×奥行き287×高さ45mm(ゴム足は2.5mm)、重量は5kg。本体の電源はAC100Vで、消費電力は最大20W。

オプションとして、自動シャットダウンソフト『PA35』(CD-ROMと専用ケーブルが付属)と交換用バッテリーパック『BP50XF』を用意する。価格は『PA35』が4000円、『BP50XF』が8000円。

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