東日本電信電話(株)とトレンドマイクロ(株)は30日、ブロードバンド接続におけるセキュリティーサービスについて提携し、セキュリティーサービス“フレッツ・セーフティ”を10月1日に開始すると発表した。
“フレッツ・セーフティ”は、ADSL接続サービス“フレッツ・ADSL”または、FTTH接続サービス“Bフレッツ”のユーザーを対象に、ウイルスの検出や不正アクセスへの対策を行なうサービス。利用するには同サービスの専用装置『Web Caster GateLock X200』を設置する必要があり、同装置は10月1日にNTT東日本から発売される予定。ただし、同製品は機器としてのスループットが最大で10Mbpsのため、Bフレッツなどの通信速度が最大10Mbpsを超えるサービスに接続した場合、充分な通信速度では接続できない場合があるという。
利用料金は、パソコン1台に接続する場合、月額300円。2台以上5台まで接続の場合は500円。このほか、登録手数料として1契約ごとに300円。
サービス提供地域は東京エリア(町田市・稲城市の一部を除く)を予定しており、提供エリアは順次拡大される。具体的な提供地域や時期については、決定次第、NTT東日本のウェブサイトで告知される。