東日本電信電話(株)は24日、ウイルスの感染や不正アクセスによる被害を受けた場合に、メール/電話だけでなく、無償で出張派遣による復旧作業まで行なうサービス“フレッツ・レスキュー”の提供を25日に開始すると発表した。“ウイルス対策基本プラン”と“ウイルス対策安心プラン”の2種類を提供し、月額利用料は、基本プランが525円、安心プランが892.5円。
サービスイメージ | オプションメニューと作業範囲 |
“フレッツ・レスキュー”は、フレッツ・アクセスサービス(Bフレッツ、フレッツ・ADSL)向けのサービスで、専用ソフト『レスキューエージェント』を利用してユーザーのパソコンの状態を解析し、ウイルスに感染したり不正アクセスにより被害を受けたりした場合に、メールや電話で通知するとともに、復旧方法の案内や無償の派遣復旧作業を行なうのが特徴。無償派遣の条件は、“ウイルス対策基本プラン”の場合、ウイルス対策ソフトの定義ファイル更新が30日以内に行なわれている、Windows Updateの更新から60日以内、ネットワーク経由の被害であることなどで、初心者向けの“ウイルス対策安心プラン”ではこれらの条件はない。
加入への条件は、対応機種がPentium-300MHz以上、メモリー128MB以上を搭載したPC/AT互換機で、対応OSがWindows XP Home Edition SP1以上/XP Professional SP1以上/2000 Professional(SP4)以上。ウイルス対策サービス/製品として、同社の“フレッツ・セーフティ”、マカフィー(株)の『マカフィー・ウイルススキャン2005/2006』、(株)シマンテックの『Norton InternetSecurity(ノートン・インターネットセキュリティ) 2005/2006』『Norton AntiVirus(ノートン・アンチウイルス) 2005/2006』、トレンドマイクロ(株)の『ウイルスバスター2005/2006』のいずれかが必要。
オプションメニューとして、無償派遣の条件にならない場合に利用できる“セットアップパック”(1万2075円)、“セットアップパックワイド”(2万475円)、“復旧パック”(2万5725円)、“復旧パックワイド”(3万1500円)も提供する。内容は、アプリケーションやネットワークの設定からOSのリカバリーまでパックにより異なる。なお、利用できる割り引きは、“複数台割引”と“フレッツ・セーフティとのセット割引”で、割り引き額は各105円。