「Caplio RR1」を始め、ビジネス向け製品に注力している印象のリコーから、コンシューマ向けデジタルカメラの新製品「Caplio RR30」が登場した。小型軽量な本体に光学3倍ズームレンズと324万画素CCDを収めた、豊富な機能を搭載するコンパクトカメラだ。
小型軽量で快速操作、価格も手ごろな300万画素機
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「Caplio RR10」 |
横長のボディの右側に電池室を内蔵し、左側に沈胴式レンズを搭載するレイアウトはソニーの「Cyber-Shot Pシリーズ」やミノルタの400万画素機「DiMAGE F100」と同様だ。レンズ部の上には光学ファインダとフラッシュ発光部(固定式)が並び、その間には同社の「RDCシリーズ」やRR1でも採用されていたパッシブ式AFセンサが配置されている(写真1)。フォーカスはAFセンサとCCD像面コントラスト検出(TTL AF)の複合式で、合焦速度はコンパクト機としては速めだ(公称値で0.22秒)。
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写真1 横長のデジタルカメラとしては一般的なレンズを左側に搭載した機器レイアウト。本体カラーは写真のシルバーのほか、ブラックモデルとホワイトモデルの計3モデルが用意される。 |
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写真2 カーソルキーの上下がフラッシュモードとマクロ切切り替えになっているのは最近のコンパクト機のよくあるレイアウトだ(カーソル左はクイックビュー)。液晶モニタには撮影時のステータスを表示しており、中央の十字は合焦するとグリーンになる。 |
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写真3 「RR1」や「RDC-7s」のようなモードダイヤルを持つ本体上面。シーンプログラムはダイヤルをSCENEに合わせた後、背面のカーソルキーで選択する。 | 写真4 液晶モニタに表示されるシーンプログラム選択画面。カシオ計算機の「ベストショット機能」ほどではないが、サンプル画像付きで表示されるため分かりやすい。 |
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写真5 右側面には大小2枚のフタが付いており、それぞれ電池室とSDカードスロットへのアクセスパネルになっている。 |
本体右側面のフタを開けると電池室となっており、単3電池(アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池)×2本もしくは専用リチウムイオン充電池に対応する(写真5)。専用充電器はRR10と同じ「BJ-2」(5000円)を使用し、充電池は新たに用意された「DB43」(5000円)もしくはRR10と共通の「DB40」(4500円)が利用できる。
