セイコーインスツルメンツ(株)は5日、ディーディーアイポケット(株)のデータ通信サービス“AirH”(エアーエッジ)”の32kパケット方式と64k/32kPIAFSに対応した通信機能内蔵のSDカード型端末を開発していることを発表した。発売は年内を予定しているという。
AirH”対応の通信機能内蔵SDカード型端末 |
開発しているSDカード型端末は、サイズが55×24mm、重量は約6gで、コンパクトフラッシュ型と比べて、体積で約45%、重量で約30%になるという。対応するPDAは、パームコンピューティング(株)の『Palm m130』『Palm m500/m505/m515』、(株)東芝の『GENIO e550G』『GENIO e550G/MD』『GENIO e550X』『GENIO e550X/MD』『GENIO e550』『GENIO e550/MD』の予定で、今後対応機種を増やすとしている。
同社は、通信機能内蔵SDカード型端末のプロトタイプを10月1日から開催される展示会“CEATEC JAPAN 2002”のブース“SD Pavilion”に参考出品するとしており、10月中旬には製品のニュースをモバイル製品のホームページに掲載するとしている。