恵安からブック型i845G搭載Pentium 4ベアボーン「KCF-668P4BK」が発売された。フロントパネルにはアクリル板が取り付けられ、同社の人気ケース「KN-2000A」と似たような雰囲気に仕上げられている。今回発売されたのはブラックだが、今後ホワイト、シルバーのリリース予定もある。
マザーボードは今までキューブ型ベアボーンに数多く採用されてきたFreetech製「P8F153」を搭載。ケースサイズがそれほど小さくないので、ここまで小さなマザーボードを採用する必要もないように思えるのだが…。主なスペックはPC2100対応DDR DIMMスロットが2本、PCIスロットが1本、AGPスロットは省略されている。Ethernetは10/100BASE-TX対応Realtek製コントローラ“RT8100B”。
ブック型としてはやや大きめのケース。マザーボードが小さく見える | ケースに余裕があるので作業効率はよさそうだ | |
後方排気用のCROSS FLOWファンを搭載している | 各種コネクタ |
前面パネルはKN-2000Aに非常に似ているが、IEEE1394端子が省略され、USB端子が2つにヘッドホン、マイクロホン端子が並ぶほか、5インチベイが1つ搭載されている。後面にはキーボード、マウス用PS2端子に、パラレル、VGA端子、S-Video、Video-out、Ethernet、USBが2つに、シリアル、各種サウンド用端子が並んでいる。
ちょっと変わった点としては内部にCROSS FLOWファンが搭載されていことだ。排気効率を考慮してのことと思われるが、反面、静音性は若干落ちることになりそうだ。搭載電源はCHYANGFAN製180W ATXと、こちらもキューブ型ではよく採用される製品となっている。販売価格は高速電脳で4万7800円、コムサテライト3号店で4万7780円となっている。
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