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ソニーマーケティング、320万画素CCDと光学3倍ズームの“サイバーショット”『DSC-P7』を発売

2002年06月19日 20時30分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は19日、デジタルカメラ“サイバーショット”Pシリーズに、334万画素(有効320万画素)CCDと光学3倍ズームレンズを搭載した『DSC-P7』を7月13日に発売すると発表した。価格はオープン。

『DSC-P7』
『DSC-P7』

『DSC-P7』は、2001年8月発表の321万画素CCDを搭載した『DSC-P5』の後継機種で、最上位機種の『DSC-P9』とほぼ同等の撮影機能を搭載したのが特徴。本体のデザインは従来製品と同じ“スティックスタイル”を採用する。有効320万画素の1/1.8インチ“Super HAD CCD”と、焦点距離が8~24mm(35mmフィルム換算で39~117mm)、F2.8~5.6の光学3倍ズームレンズを搭載する。

3点測距による“マルチポイントAF”や“マルチパターン測光”を装備し、露出補正は±2.0EV(1/3EVステップ)に対応する。撮影モードは“夜景&人物”“夜景”“風景”を設定でき、ホワイトバランスは、オート/太陽光/曇天/蛍光灯/電球の5モードを搭載。ノイズ除去機能として、色が平坦な部分の色ノイズを低減する“クリアカラーNR”、輝度ノイズを低減する“クリアルミナンスNR”、長時間露出時のノイズを低減する“NRスローシャッター”の3つを搭載する。モニター用に12万3000画素の1.5インチTFT液晶ディスプレーを装備し、暗いところでフレーミングしやすくする“オートブライトモニタリング”に対応する。

記録メディアはメモリースティック。静止画は最大2048×1536ドット(JPEG、GIF)。動画は、MPEG-1準拠で、メモリースティックの容量を使い切るまで動画連続撮影が可能な“MPEGムービーEX”機能を搭載。最高画質モードの“MPEGムービーHQX”(320×240ドット)では連続で最大約5分40秒、“ビデオメールモード”(160×112ドット)では連続最大約90分の長時間撮影が行なえる(128MBメディアを利用した場合)。また、撮影間隔を短くする“イメージブースター”を採用したことで、最大サイズで約2秒の間隔で撮影が行なえるようになった。16コマ(320×240ドット)の連続撮影も行なえる(マルチ連写)。Exif Print、プレイステーション2に画像を取り込めるピクチャーパラダイス、携帯電話に画像を送るソフト『i-JumpエンジンV2.0』などに対応する。

インターフェースはUSB(mini-B)を採用する。電源はインフォリチウムCタイプバッテリー『NP-FC10』を利用し、消費電力はカメラモードでLCD使用時が1.9W、LCDオフでは1.3W。連続最大90分/1800枚の撮影が可能。本体サイズは幅114×奥行き35.8×高さ51.5mm、重量は177g(バッテリー/メモリースティック/リストストラップ込みでは206g)。製品には、アプリケーションとして、静止画/動画編集ソフトとUSBドライバーソフト(Pixela ImageMixer for Sony+USB Driver)を収録したCD-ROMと、16MBのメモリースティック、USBケーブル、リチャージャブルバッテリー(NP-FC10)、AV接続ケーブル、ACパワーアダプター、電源コード、リストストラップなどが付属する。

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