(株)日立製作所、エルジー電子(株)、松下電器産業(株)、パイオニア(株)、オランダのロイヤル フィリップス エレクトロニクス社、サムスン電子(株)、シャープ(株)、ソニー(株)、フランスのトムソン マルティメディア社の9社は20日、2月19日に発表した青紫色レーザーによる次世代記録型DVD規格“Blu-ray Disc”の規格書の開示を6月14日に開始すると発表した。併せて、9社が今後、“Blu-ray Disc Founders(ブルーレイディスクファウンダーズ)”として、規格の普及を進めることも発表した。
規格書の開示は、6月末を目標に進めているBlu-ray Disc規格の製品の開発と製造のためのライセンス開始に先立ち、検討用に提供するもの。開示には“Information Agreement契約”の締結が必要となる。開示する規格書(バージョン1.0)は、『System Description Rewritable Format part1 Basic Format Specifications』、『System Description Rewritable Format part2 File System Specifications』、『System Description Rewritable Format part3 Audio Visual Basic Specifications』の3つ。これらの規格書は1セットで5000ドル(約63万円)で開示するとしている。規格書開示についての問い合わせ先は、Royal Philips Electronics,Intellectual Property and Standards,Business Supportとなる。
