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NTT-ME、カメラ搭載ホームサーバー『LivingGate i』の販売を開始

2002年05月17日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ エムイーは16日、家庭内の複数のパソコンを無線LANで接続し、ホームページや電子掲示板による情報共有などが行なえるルーター機能内蔵型のカメラ搭載ホームサーバー『LivingGate i(リビングゲート・アイ)』の販売を6月1日に開始すると発表した。価格はオープン。予想実売価格は4万7800円程度という。店頭販売に先行してオンラインストア“NTT-X Store”で同日より特典(無線LANカード)付きの先行予約受付を行なう(限定1000台)。

『LivingGate i』本体
『LivingGate i』

『LivingGate i』は、ADSLなどのブロードバンドの常時接続環境を利用して、インターネットの各種サービスと、家庭内のネットワーク“ホームネットワーク”を結ぶゲートウェイ(ホームゲートウェイ)。ADSL/CATV/有線LAN/ダイヤルアップ接続に対応したブロードバンドルーター機能と、IEEE802.11b準拠の無線LANアクセスポイントの機能を搭載する。付属の無線LANカードや対応機器を利用することで11Mbpsの無線LAN環境を構築でき、セキュリティーは、暗号化が40bit/128bitのWEPに対応するほか、SSID、MACアドレスフィルタリングをサポートする。

本体には、ウェブ/FTPサーバー機能や、搭載する約1万画素のCMOSカメラを利用して外出先などから携帯電話やパソコン(ウェブブラウザー)で部屋の様子を確認できるカメラサーバー機能を搭載するほか、伝言板機能やファイル共有機能、個人メモ機能、プロバイダーのメールを携帯電話や家庭内のパソコンで閲覧できるメール機能なども標準で搭載する。外部からアクセスするために、同社では、固定IPアドレスを持たなくても、固定URLで『LivingGate i』にアクセスできるようにする“LivingGateリンクサービス”を無償で提供するとしている。

インターフェースは、Etherntポート×1、シリアルポート×1、PCカードスロット×2(1つはCFカードで使用)を装備する。無線LANはインフラストラクチャーモードでアクセスする。伝送距離は11Mbpsでは30m。搭載するCMOSカメラは1/4インチで撮影距離が約30cm~∞。電源はAC100Vで消費電力は10W。ACアダプターが付属する。本体サイズは幅160×奥行き58×高さ190mm、重量は約800g。

製品パッケージには、CMOSカメラ、無線LANカード2枚(本体用1枚+パソコン用1枚)、ソフトウェア搭載64MBコンパクトフラッシュカード、CF用PCカードアダプター、ACアダプターを同梱する。なお、製造は(株)ピクセラが行なう。

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