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【Xboxがやって来た!! その3】いよいよ電源を入れる!!――Xboxはホームサーバーを目指している!?

2001年12月03日 06時02分更新

文● 編集部 中西祥智

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編集部にやってきた米国版『Xbox』。2度にわたって外観を紹介してきたが、今回、実際にテレビにつないで電源を入れてみた。

何かの機器の間から緑色の光が画面いっぱいに広がり……
何かの機器の間から緑色の光が画面いっぱいに広がり……
Xboxのロゴが現れる
Xboxのロゴが現れる。蛍光灯が移りこんでいるのはご愛嬌

緑色の光が画面に広がって、Xboxのロゴが現れる起動画面は、以前にASCII24でお伝えした内容とほぼ同じだった。

Xboxのロゴの後に言語選択メニューが表示されるのだが、そのメニューを見て驚いた。「日本語もある!! 」

日本語も 選択できる
言語選択メニューでは、日本語も選択できる

続いて、タイムゾーンの設定。Windowsでの設定と同様に、そのタイムゾーンのグリニッジ標準時との差と、代表的な地名を表示する。

タイムゾーンの設定
タイムゾーンの設定。アフガニスタンの首都カブールを選んでみました

設定後に表示されるメニュー画面には、“ミュージック”という項目があった。選択してみると、“音楽CD”という項目があり、「音楽CDをサウンドトラックへ録音します」と表示された。楽曲をCDからハードディスクに録音できるようだ。

“ミュージック”という項目がある
メニュー画面には、基本設定のほかに“ミュージック”という項目がある
「音楽CDをサウンドトラックへ録音します」
「音楽CDをサウンドトラックへ録音します」

音楽CDをドライブに入れると、CD内の全楽曲が表示された。いくつかの楽曲を選択し、録音するサウンドトラックの名前を入力すると、ハードディスクへの録音を開始する。1曲の録音にはかなり時間がかかるため、Windows Media Audio形式などに変換していると思われる。録音が終了すれば、音楽CDがなくとも楽曲を楽しめる。ハードディスクの容量は約8GB(マイクロソフトは公式には明らかにしていない)だが、何曲収録できるかは不明。

録音するトラックを選択する
録音するトラックを選択する
サウンドトラックを新規に作成
録音するサウンドトラックを新規に作成。画面上のソフトウェアキーボードで名称を入力
録音中
録音中。下のバーがゆっくりと右へ延びていく。けっこう時間がかかる
サウンドトラックが303ブロック
録音終了後、ハードディスクの状態を見ると、サウンドトラックが303ブロックと表示された
メニュー切り替え時のアニメーション
メニューの選択・切り替え時には、このようなアニメーションを表示する

LANポートを搭載し、ハードディスクも内蔵、CDの録音も可能なXboxを実際に見た月刊アスキー遠藤編集長の感想は「これはホームサーバーだ」。米マイクロソフト社では、Xboxは純粋な家庭用ゲーム機だとしているが、実物を見ると「これは単なるゲーム機では終わりそうにない」という印象を、多くの人が持つのではないだろうか。

その後、実際にゲームをプレーしてみた。タイトルは、米マイクロソフトのアクションゲーム『HALO』。かつての『DOOM』のような3D画面のアクションゲームで、アクションだけでなくパズル的な要素もあって楽しめた。しかし、1時間もプレーしないうちに、かつてのDOOMと同じように酔ってしまった。

『HALO』のオープニング画面
『HALO』のオープニング画面
HALOに興ずる編集部の面々
ゲームに興ずる編集部の面々。左からASCII24原編集長、別冊アスキー吉川副編集長、月刊アスキー遠藤編集長および小林副編集長
説明書などの入った袋
説明書などの入った袋。「最初にこれを読め」と書かれている
説明書は、英語のほかにフランス語およびスペイン語で書かれている
説明書は、英語のほかにフランス語およびスペイン語で書かれている。北米で使われている主な言語に対応しているということか
ブルース・リー
ブルース・リーが主人公のアクションゲーム『Bruce Lee:Quest of the Dragon』が、米マイクロソフトから2002年春に発売される

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