先月下旬に発売された“おかもちベアボーン”こと恵安扱いのPentium4ベアボーンPC「KCF-S868BK」。小型キューブ型ベアボーンPCとして初めてAGPスロットを持ち、小型でパワフルなマシンを組めることで話題を呼んでいるが、そのバリエーションモデルとしてブラックのフロントマスクにサイドパネルがクリアとなった「KCF-S868BK-C」が発売された。シルバーのフロントマスクの「KCF-S686」、同じくミラーの「KCF-S868-MS」に続くシリーズ4番目のモデルとなるものだ。
ベアボーンPCとしての仕様はこれまでのモデルと同じで違いはパネルのみ。
そのサイドパネルは、クリアなアクリルと金属という二重構造のうち、内側の金属パネルの中央部を四角くくりぬいたもの。その部分は外側のクリアパネル1枚というわけだ。
こういった趣向のケースとしてはかつて限定発売されたLIAN-LI(オウルテック扱い)の「OWL-PC-65」があったが、クリアだったのは片面のみ。今回の「KCF-S868BK-C」は左右両面がクリアとなっており、横から見るとPCの内部はおろかPCの向こう側まで丸見えになってしまっているのが何ともユニークだ。
2重構造のサイドパネルの内側をくりぬいてクリア化しているサイドパネル |
これで恵安扱いのこのシリーズは全バリエーションが出揃い、RIOWORKSブランドのホワイトフロントフェイスの「RCB-1000」とあわせ、全5モデルから好みのデザインを選べるようになったことになる。
価格は若松通商エルプラザで4万9800円。