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NECとマイクロソフト、CRM分野で提携――ソリューションの開発やマーケティングで

2002年05月07日 21時13分更新

文● 編集部

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日本電気(株)とマイクロソフト(株)は7日、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)ソリューション分野で提携し、NECのCRM製品とマイクロソフトのデータベースソフト『Microsoft SQL Server 2000』を連携させたソリューションの開発や販売、マーケティング活動などを共同で推進すると発表した。これは、2001年10月に両社が確立した戦略的提携の一環に位置付けられ、インターネットを利用したCRM市場のニーズに応えるためのもの。

CRMソリューションの開発協業では、NECのCRM製品『Amdocs Clarify CRM(アムドックス クラリファイ CRM)』と『iView(アイビュー)工房/CS-EX』をWindows 2000 ServerとSQL Server 2000に共同で対応させる。また、システムテンプレート(ひな型)などを共同で開発し、7月に販売活動を開始する。併せて、製品の動作検証やユーザーに対するデモなどを行なうため、NECの“iBestSolutions Center(アイベストソリューションズセンター)”(東京都港区)に検証システムを構築する。

検証システムのイメージ
“Windows2000 Internet Solutions Center”に設置する検証システムのイメージ

CRMソリューションの販売とマーケティングでの協業では、両社で20名体制のタスクチームを組織し、顧客情報の共有や提案案件の相互紹介、デモ施設の相互利用などを推進するほか、共同セミナーの開催や展示会、共同広告などを共同で行なうとしている。

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