ボーランド(株)は24日、『Borland Enterprise Studio 3 for Java(ボーランド エンタープライズ スタジオ 3 フォー ジャバ)』日本語版を5月9日に発売すると発表した。ボーランドビジネスパートナー(Borland Solution Partners)と同社の直販サイト“ボーランドストア”を通じて販売する。価格は60万円。対応OSはWindows NT 4.0/2000/XP。
『Borland Enterprise Studio 3 for Java』は、J2EEを使用したインターネットアプリケーションの構築を支援し、開発ライフサイクルを最適化させるeビジネス向けソフトウェアパッケージ。ビジネスモデルの定義、Javaによるシステムの実装、テスト、運用環境への配布が可能なほか、分散アーキテクチャーをベースとした運用環境を提供する。
J2EEプラットフォーム向けアプリケーションの開発環境『Borland JBuilder 6 Enterprise Edition』、J2EE 1.3/EJB 2.0対応の分散アーキテクチャーベースのウェブプラットフォーム『Borland Enterprise Server AppServer Edition』開発ライセンス、モデリング表記法“UML(Unified Modeling Language)”対応のビジネスプロセス/アプリケーションロジックのモデリングツール『Rational Rose(ラショナル ローズ) Professional J Edition』、開発チームの生産性を向上させるための『Rational Unified Process』を提供する。さらに、グローバルサポート、コンサルティング、トレーニング、システム構築支援など、プロジェクトを全面的に支援する“プロフェッショナル サービス”を別途有償で用意している。
なお、Rational Rose Professional J Editionで構築するモデルとJBuilderで構築する実装コードは、自動的に同期を取ることやプロジェクト単位でのインポート/エクスポートが可能となる。