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新型Nomad Jukeboxが店頭に、外部ソースからのダイレクトエンコードへ対応した20GB HDD搭載モデル

2002年04月24日 22時53分更新

文● 小磯

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Nomad Jukebox 3

 22日に発表されたばかりのCreative製ポータブルデジタルオーディオプレーヤ「Nomad Jukebox 3」が早くも店頭に並んだ。従来製品「Nomad Jukebox」の後継にあたる、HDD内蔵型のポータブルプレーヤである。



デジタル/アナログソースを本体だけでダイレクトにMP3化で転送時間いらず

Nomad Jukebox 3
光デジタル入力
USB1.1&IEEE1394
接続イメージ
Nomad Jukebox 3。側面に各種インターフェイスを用意する。下は接続イメージで、オプションでワイヤレスコントローラによる操作もできるようだ

 Nomad Jukebox 3と従来製品との最大の違いはインターフェイスで、今回は入力端子としてこれまでのアナログミニジャックに加え、光デジタルミニジャックも搭載。さらに、これら端子へ入力したソースをMP3へリアルタイムエンコードできるようになった。CDプレーヤなど再生機との連動機能は搭載していないため、CDアルバムなどをエンコードする際には1曲ずつ処理する必要があり、まとめて処理しようとすると、CDアルバムの収録曲すべてが“1曲”としてエンコードされてしまう点には注意が必要だが…。

 エンコードは、1曲ごと終了時にアーティスト名と曲名を入れる仕様。クリエイティブメディアによると、日本語の2バイト文字によるID3タグ入力も可能で、漢字変換にも対応するという。実際には“いったん仮登録しておいて、後でPCからリネームやディレクトリなどの編集を行う”という使い方がメインになるとは思われるものの、PCを介さなくてもエンコードからタグ編集まで行えるのはうれしいところだ。ちなみにMP3エンコード時のサンプリング周波数は44.1kHz固定で、ビットレートは32~320kbpsの範囲を数段階から設定可能。もちろんこの設定もNomad Jukebox 3本体側で処理できる。従来同様、Waveファイルの録音にも対応する。

 また、PCとの接続には従来のUSB1.1に加えてIEEE1394(Creativeでは「SB1394」と呼ぶ)を採用。IEEE1394によりPCと内蔵HDD間のデータ転送速度は劇的に向上した。ちなみにCreativeではIEEE1394(最大転送速度400Mbps)による転送速度をUSB1.1(最大転送速度12Mbps)の10倍以上としている。6GBから20GBへと拡張されたHDDに音楽データなどを転送する際にこの差は利いてくるだろう。



バッテリ挿入口

 これだけの機能拡張が行われながら、従来製品よりも小型化に成功したのも特徴のひとつだ。サイズは123(W)×130(D)×35(H)mmで、ポータブルCDプレーヤ然としていた140(W)×140(W)×40(H)mmの従来製品と比べると明らかに小型化した。重量も340gから289g(ともにバッテリ非搭載時)へと軽量化する一方で、液晶モニタのサイズは132×64ドットと変わっていないのも目を引く。この液晶モニタへは起動時に任意のモノクロイラストや写真を表示させることも可能だ。



リチウムイオ“ソ”電池
スクローラ
同梱のリチウムイオ“ソ”電池と本体側面のスクローラ

 このほか機能面を見てみると、録音可能なMP3とWaveのほか、WMAの再生にも対応。付属のリチウムイオンバッテリによって従来製品の3倍弱となる最大11時間の再生が可能となった点も見逃せない(オプションのセカンドバッテリを搭載すれば倍の最大22時間再生が可能になるが、現在のところ単品販売が行われるかどうかは未定)。音飛び防止機構として利用されるキャッシュメモリは従来から倍増となる16MBを搭載した。さらに、ディレクトリの閲覧性向上などに寄与するジョグも本体側面に用意している。一方で2つのミニジャック出力により4chサラウンド出力に対応する点や、立体音響効果、再生速度を変更するタイムスケーリングなどの機能を利用できる“EAXオーディオテクノロジー”を搭載するのはこれまでどおり。

 価格はコムサテライト3号店で5万1780円。シリコンオーディオプレーヤやCDプレーヤ型デジタルオーディオプレーヤと比較すると割高なのは否めないが、音楽ファイル作成/編集/同期ソフトのほか、エクスプローラライクなファイルマネージャソフトも付属することから、Appleの「iPod」と同じような、音楽プレーヤ兼ポータブルストレージとして価値を見いだせるなら、決して高すぎるということはないだろう。なお今週中にはOVERTOPなど複数ショップにも入荷する見込み。



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