長瀬産業(株)は10日、米MedioStream社製の民生用DVD作成ソフトの最新版『neoDVDstandard 2.6』のダウンロード販売を開始すると発表した。価格は6980円。体験版からのアップグレードは5980円で、Ver.1.Xからのアップグレードは2980円となる。なお、今回販売するVer2.6は、米国で販売しているVer3.0に相当する。
『neoDVDstandard 2.6』には、DVD+RWの特徴であるロスレスリンキング機能に対応した“Direct-to-Disc Recording”機能と、パソコンのCPUのクロック周波数が1.1GHz以下の場合でもHDDの一時格納領域を最小限に抑えてDVDビデオデータを作成できる“Smart Buffering”機能が追加された。Direct-to-Disc Recordingでは直接DVD+RWディスクに書き込めるため、4.7GBのコピーイメージを作成しなくてすみ、400MB以上の空き容量があればDVDの作成が行なえるのが特徴。そのほか、アナログビデオキャプチャーカードに対応したほか、エンコーダーの画質向上、フェードイン/フェードアウト効果機能、バックグラウンドミュージック挿入機能などが強化されている。対応するアナログビデオキャプチャーカードは、カナダのATIテクノロジーズ社製の“ALL-IN-WONDER”シリーズや米エヌビディア社製の『Personal Cinema』など10種類。
入力は、DV、AVI、QuickTime、MPEG-1、MPEG-2に対応する。必要な環境は、アナログビデオキャプチャーの場合、SSEに対応した700MHz以上の動作周波数のCPU、128MB以上のメモリー、DirectX8.0以上に対応したAGP対応グラフィックスカード(VRAM8MB)などで、HDDはDVD+RWでは400MB以上の空き容量となる(それ以外は5GB以上)。オーサリングとDVキャプチャーは566MHz以上から可能で、リアルタイム処理には1.1GHz以上が必要。対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XP。