西日本電信電話(株)は9日、地域IP網を利用して企業のプライベートネットワークを構築できるサービス“フレッツ・オフィス”に新メニューを追加することで、同日付けで総務大臣に届け出を行なったと発表した。16日にサービスの提供を開始する予定。
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同社は現在、専用線型接続サービス“フレッツ・オフィス128”と“フレッツ・オフィス1500”について、契約者の指定した場所で契約者回線を終端するメニューを提供しているが、今回、NTT西日本の指定するビル内で契約者回線を終端するメニューを追加する。これにより、契約者が独自に利用している専用線を利用して地域IP網に接続できるようになる。契約単位は1契約回線ごと。
料金は、“フレッツ・オフィス128”が月額1万6000円、“フレッツ・オフィス1500”が月額2万9000円となる。NTT西日本ビルにおいてのハウジング契約と工事費が別途必要。サービス提供地域はNTT西日本エリア30府県で同社が定めるビルとなる。