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回転数1000rpm、ほぼ無音?! 超静音超低速ファンが登場

2002年04月05日 23時22分更新

文● 水野

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DSF-80UL-25

 地球儀マークのファンでお馴染みの台湾Globefan Technologyから、超静音超低速ファンが出現した。トライコーポレーションのJustyブランドによる販売で、型番は「DSF-80UL-25」。おそらくPC用ファンとしては史上最低速と思われる回転数1000rpmという製品だ。



ほとんど無音
性能

 ケース用ファンとしてもっとも多用される8cm角、25mm厚というサイズで、有名な三洋電気の低速タイプなど、低速静音をうたっていてもこのクラスでは1600rpm程度。それを大幅に下回る低速ぶりというわけだ。
 騒音値はパッケージおよびトライコーポレーションのウェブサイトによれば「15dB以下」とされているが、実際に回転させてみるとまさに“無音”。耳を近づけて聞き取れるかどうかというほどのわずかな風切り音だけだ。回っているファンの羽根の残像もはっきり目で追うことができる。
 ショップによれば、この製品のためにトライコーポレーションがGlobefan Technologyに依頼し、特別に作られたモデルとのこと。安定した低速回転が可能なモーター、低速でも風量を損なわず風切り音の少ない羽根の形状などがこの製品独自の設計という。また12V駆動のファンとしては実用上限界の低速回転で、これ以上低速のものも作れることは作れるが、送風ファンとして満足行く性能にならないため1000rpmにとどめた、ということらしい。
 価格はCUSTOMで1680円と低価格。



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