先日、固定クリップに工夫を凝らした製品を出したばかりのクーラーマスターから、今度はファン回転数が搭載する温度センサによって変速するCPUクーラーが2製品登場した。
ひとつは、Pentium 4(Socket478)用の「DI4-7H53D-0C」(型番)。83(L)×69(W)×37(H)mmといったサイズのヒートシンクに70(L)×70(W)×15(H)mmのファンを搭載している。その回転数は2200~4300rpm。騒音値は26~38dBとなっている。もうひとつは、Socket370、SocketA用の「DP5-7H53F-0C」(型番)で、製品名は「DRACO XP-0C」。ヒートシンクサイズは80×68×37mmで、ファンサイズは70×70×15mm。2500~4300rpmで回転数が変速する(回転数を自分では調整できない)ようで、騒音値26~38.5dBだ。両製品ともファン部分に温度センサを搭載している。
DI4-7H53D-0C |
これといって目立った特徴のない無難な作りの製品と言えるが、クーラーマスター製品でファン回転数が変速するクーラーは初登場ということになる。
ちなみに今回市場にはパッケージが従来の箱タイプのものとブリスターパッケージの製品と2種類が出回っているようなので注意が必要だ。価格は以下の通り。
価格 | ショップ |
---|---|
「DI4-7H53D-0C」(Pentium 4用) | |
\3,810 | OVERTOP |
\4,480 | コムサテライト3号店 |
「DP5-7H53F-0C」(Socket370、SocketA) | |
\2,980 | OVERTOP |
\3,680 | クレバリー1号店 |
\3,780 | コムサテライト3号店 |