(株)エヌ・ティ・ティ エックスと(株)三菱総合研究所は6日、“常時接続時代におけるISP選択の意識調査”の結果を発表した。両社はインターネットアンケートサービス“gooリサーチ”を共同で提供しており、アンケートはインターネットポータルサイト“goo”で個人ユーザーを対象に行なった。これは「常時接続回線導入時のISP乗り換え状況」「ISP選定理由とその評価」「今後のISP乗り換え意向」などの実態把握を目的として実施したもので、調査期間は2001年11月16日から11月30日。有効回答者数は2万4742名。
それによると、回答者の過半数が常時接続を導入しており、回線の種別ではADSLが37.9%と最も高く、“フレッツ・ISDN”が30.4%、CATVが28.9%と続き、接続回線は明らかにADSLにシフトしているという。ADSL提供事業者別では、「NTT東日本/西日本」が40.8%、次が「ヤフー(Yahoo!BB)」の25.9%で、両社だけで3分の2を占める結果となった。また、すでに常時接続回線を導入しているユーザーでは、約4割が常時接続回線の導入時にISPを乗り換えていたことが分かったという。