さらに軽量化&長時間駆動を実現
キーピッチは約16mmで、ストロークは2mm。Enterキー周辺ではピッチが2/3程度に狭くなり、右Ctrlキーなどはやや苦しい位置にある。 |
一方、液晶にはワイド8.9インチTFTを採用し、解像度は1024×600ドット。旧ボディがワイド8.8インチの1024×512ドットなので、横幅はそのままで縦の表示領域が15%拡大したことになる。
右側面にはヘッドフォン端子とマイク入力端子、PCカードスロット(TypeII)が用意されている。 |
また、バッテリ周りの細かい部分では、ACアダプタのサイズが88×39×27mm(ケーブル含まず)と小さいものになり、携行する場合でも場所を取らなくなった。
こうした数字だけを聞くとピンとこないかもしれないが、スペックアップしつつ軽量化、長時間駆動化も図られているというのは、大いに評価したいポイントだ。
店頭実売価格は15万円台半ば。唯一気になるのは動作速度で、Windows XPを初期設定(LUNAインターフェイス)で使おうとするとかなりのパワー不足を感じる。メモリを増設できないので、パフォーマンス優先の設定で使うほかないが、それでも劇的な速度アップは見込めない。次期モデルではぜひパフォーマンス面の改善を期待したいところだ。
FMV-BIBLO LOOX S8/70Wの主なスペック | |
製品名 | FMV-BIBLO LOOX S8/70W |
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CPU | Crusoe TM5500-700MHz |
メモリ | 128MB |
液晶 | ワイド8.9インチTFT液晶 |
解像度 | 1024×600ドット |
HDD | 30GB |
通信 | モデム、AirH”IN |
サイズ | 231(W)×149.5(D)×26.5(H)mm |
重量 | 約890g |
OS | Windows XP Home Edition |
Officeアプリ | Office XP Personal |