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マッハSCSI40技術採用をうたうメルコの外付けHDDが登場!

2001年12月07日 00時00分更新

文● 池田公一

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外見は普通の外付けHDDと何ら変わりない

 本来、UltraSCSIの転送速度は20MB/secであるが、独自のマッハSCSI40(Ultra SCSI Dual Edge)技術によりUltraSCSIでありながら倍の40MB/secに対応したメルコ製外付けHDDが TSUKUMO eX.に入荷した。



マッハSCSI40の説明
パッケージ裏にはマッハSCSI40(Ultra SCSI Dual Edge)の解説がある
対応カード
対応SCSIカードには他社製のカードも見られる

 パッケージの説明によれば、マッハSCSI40(Ultra SCSI Dual Edge)とは、従来のUltra SCSIではクロック信号の立ち下りのみであったデータの読み書きをクロック信号の立ち上がりと立下りの両方で行うことにより、倍の40MB/sの転送レートを達成するという技術。DDRメモリのような感じであると考えると理解しやすいだろう。詳細は不明だが、マッハSCSI40(Ultra SCSI Dual Edge)対応SCSIカードに既存の他社製品も含まれることから、HDD内部にそのからくりがあるのはほぼ間違いない。より高速なIEEE1394やUSB2.0接続の外付けHDDが氾濫する今となっては若干訴求力に欠ける感もあるが、今でもSCSI環境が手放せない人には試してみる価値はあるのではないだろうか。
 製品は40GBの「DSC-40G」、60GBの「DSC-60G」、80GBの「DSC-80G」の3種類で価格はそれぞれ2万1699円、2万4599円、2万8979円。

【取材協力】

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