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エプソンダイレクト、ハイエンドデスクトップ『Endeavor Pro-1000』を発売

2001年11月12日 12時30分更新

文● 編集部 田口敏之

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エプソンダイレクト(株)は12日、Pentium 4-2.0GHzや、120GB HDD、2048MB(2GB) RDRAMなどをB.T.O.で選択できるハイエンドデスクトップ『Endeavor Pro-1000』を発売すると発表した。同日付けで、受注センター(TEL.0120-545-101)とインターネット販売サイト“オンラインB.T.O”を通じて受注を開始する。価格は、Pentium 4-1.70GHz、256MB RDRAM、40GB HDDなどを搭載した最小構成のモデルで12万2000円から。

『Endeavor Pro-1000』(ディスプレーはオプション)
『Endeavor Pro-1000』(ディスプレーはオプション)

同製品は、ケースの側面に藍色に近い“グレイッシュブルー”色を配しているのが特徴的な、タワー型のデスクトップパソコン。従来のタワー型パソコンよりも動作音を抑えるために、ケース内部の冷却を行なうための空気を循環させる構造を、新たに設計したという。

また、HDD専用ベイ×4、5.25インチベイ×3、3.5インチベイ×2、AGPバス×1、PCIバス×5と、豊富な拡張性を備えている。チップセットには、Intel 850チップセットを採用。外部インターフェースとしては、USBポートを前面×2/背面×2、シリアル(D-Sub9ピン)×2、パラレル(D-Sub25ピン)×1、PS/2×2を備える。オーディオ出力/入力端子や、IEEE1394、LANなどは、B.T.O.オプションの選択による。本体サイズは、幅217×奥行き433×高さ439mmで、重さは約14kgとなっている。

購入のための必須項目となる、B.T.O.ベースプランは以下の通り。メモリーはPC800 RDRAMを2枚1組で装着し、最小256MBから、最大2048MB(2GB)まで搭載可能となっている。CPUは、Pentium 4-1.7/1.8/2.0GHzより選択可能。Ultra ATA/100対応(毎分5400回転)のHDDを40/80/120GBより選択し、また、2基の120GB HDDを、240GBの容量を持つ1つのHDDとして認識させる、“Ultra ATA/100 RAID-0キット 240GB”も選択できる。このキットは、ATA RAIDカードと、2基の120GB HDDのセットになっており、OSにWindows 2000 Professionalを選択した場合のみ利用可能となっている。

5.25インチベイには、光ディスクドライブとして、CD-ROMドライブ(CD-ROM読込48倍速)、DVD-ROMドライブ(CD-ROM読込48倍速/DVD-ROM読込16倍速)、CD-R/RWドライブ(CD-ROM読込40倍速/CD-R書込20倍速/CD-RW書換10倍速)、CD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ(CD-ROM読込40倍速/CD-R書込20倍速/CD-RW書換10倍速/DVD-ROM読込12倍速)、DVD+RWドライブ(CD-ROM読込32倍速/CD-R書込12倍速/CD-RW書換10倍速/DVD-ROM読込8倍速/DVD+RW書込2.4倍速)を選択できる。これらのドライブは、すべてATAPI接続となる。3.5インチベイには、FDDを標準搭載しているほか、B.T.O.オプションでMOドライブなどを選択できる。

グラフィックスカードは、(株)エルザジャパンの『GLADIAC 311 32MB AGP』、カナダのMatrox Graphics社製の『Millennium G550』、カノープス(株)製の『SPECTRA X20』と『SPECTRA F11 PE32』から選択が可能。

キーボードとマウスも選択が可能となっており、幅382mmでコンパクトサイズの“日本語対応106コンパクトキーボード&ホイール付きPS/2マウス”、フルキーボードサイズの“日本語対応109キーボード&ホイール付きPS/2マウス”、コードレスでキーボードとマウスを接続できる“日本語対応コードレス109キーボード&スクロール付きマウス”のいずれかを選択できる。また、IEEE1394カードと、同社のDV編集ソフト『DV Symphomovie』をセットにした“IEEE1394+DV編集ソフト”が選択できる。

OSは、Windows 2000 Professional/XP Home Edition/XP Professional Editionのいずれかを選択する。

必要に応じて追加できる、B.T.O.オプションプランは以下の通り。PCIバスに、USB2.0カード、10/100 BASE-TX対応ネットワークカード、56kbps FAXモデム、アダプテックジャパン(株)のSCSIカード『AVA-2930LP』(Ultra SCSI)か『ASC29160N』(Ultra 160 SCSI対応)および、サウンドカードにクリエイティブメディア(株)の『Sound Blaster Live! Value』を装着可能となっている(※1)。3.5インチベイには、ATAPI接続の640MB MOドライブ、SCSI接続の1.3GB MOドライブ(オプションのSCSIカードが必要)を装着できる。そのほかアクセサリーとして、アンプ付きスピーカー、フラットスピーカー、『Sound Blaster Live! Value』用の4スピーカーを選択できる。

 ※1 サウンドカードを選択しなくても、チップセット内蔵のサウンド機能を使用できる

標準で付属するソフトウェアは、日本ネットワークアソシエイツ(株)のウイルス対策プログラム『McAfee VirusScan』。また光ドライブに、CD-R/RWドライブ、コンボドライブあるいはDVD+RWを選択した場合は、(株)ビー・エイチ・エーのライティングソフト『B's Recorder GOLD』と『B's CLiP』(DVD+RWの場合は『B's Recorder GOLD DVD』と『B's CLiP DVD』)が付属し、DVD-ROMドライブかコンボドライブ、あるいはDVD+RWドライブを選択した場合は、米インタービデオ社のDVDビデオ再生ソフト『WinDVD』が付属する。

価格は、Pentium 4-2.0GHzとWindows XP Professionalを搭載した場合、最小構成が15万8000円となる。

  • Pentium 4-2.0GHz
  • Windows XP Professional
  • 256MB RDRAM
  • 40GB HDD
  • CD-ROMドライブ
  • GLADIAC 311

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