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エプソンダイレクト、16インチSXGA液晶一体型デスクトップ『Endeavor PT-3000』を発売

2001年11月19日 11時53分更新

文● 編集部 田口敏之

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エプソンダイレクト(株)は19日、SXGA(1280×1024ドット)表示が可能な液晶ディスプレー一体型の省スペースデスクトップパソコン『Endeavor PT-3000』を発表した。価格は、14万4500円から。同日付けで受注センター(TEL.0120-545-101)とインターネット販売“オンラインB.T.O”を通じて受注を開始する。価格は、Celeron-900MHz、128MB SDRAM、20GB HDDなどを搭載した最小構成モデルで14万4500円から。また同日付けで、マイクロタワーパソコン『Endeavor MT-4500』と、コンパクトデスクトップパソコン『Endeavor AT-800C』に、Windows XP Professional搭載モデルを追加し、受注を開始する。

『Endeavor PT-3000』
『Endeavor PT-3000』

『Endeavor PT-3000』は、本体の奥行きが175mmという省スペース化を図った液晶ディスプレー一体型のデスクトップパソコン。同社では、同系列の製品として『Endeavor PT-2100』を販売しているが、CPUがPT-2100ではPentium III-1.0GHzとCeleron-900MHz/950MHz、Celeron-1.0GHzだったのに対して、『Endeavor PT-3000』では、Pentium III-1.2GHzとCelelon-1.2GHzまで搭載可能とした。また、液晶ディスプレーのサイズが16インチとなり、SXGA(1280×1024ドット)で1677万色表示が可能となった(CPUがCeleronの場合、SXGAでは6万5536色表示)。液晶パネルの輝度は、最大200cd/m2、視野角は上65度下65度、左80度右80度。水平同期周波数は31.5~60.2kHz。コントラスト比は300:1。さらにディスプレー端子(D-sub15ピン)によって外部ディスプレーを接続し、接続したディスプレーに本体のディスプレーと同じ画面を表示するミラーモードのほか、2台のディスプレーを大きな1つの画面として扱うマルチディスプレー機能を利用できる(Windows 98 SE/XP Home Edition/XP Professionalに対応)。

本体の接地面には回転台が備え付けられており、本体は水平方向に270度回転でき、液晶ディスプレーは前後に15度傾けられる。さらに本体上部背面には“キャリーハンドル”(取っ手)が設けられている。なお、本体のサイズは幅369×奥行き175×高さ384mmで、重さは約8.3kg。

さらに省電力化も図っており、パソコンをはじめとしたオフィス機器の省エネルギー化を推進する国際プログラム“エナジースター”に準拠。待機時の消費電力は26Wとなっている。最大消費電力は85W。

B.T.O.のベースとなる基本仕様は以下の通り。チップセットにはSiS630STチップセットを採用。グラフィックスコントローラーは、チップセットに内蔵する3Dグラフィックス対応のものを使用し、ビデオメモリーはメインメモリーのうち最大32MBを使用する。標準搭載の機器として、10/100BASE-T対応のネットワークカードのほか、FDDを1基搭載する。外部インターフェースとしては、シリアル(D-Sub9ピン)×1、パラレル(D-Sub25ピン)×1、PS/2×2、USB端子が前面×2/背面×2、IEEE1394端子(6ピン)が背面×1、PCカードスロット(TypeII×2またはTypeIII×1)のほか、本体側面にヘッドホン出力端子とマイク入力端子、ライン入力端子を備えている。また、ステレオスピーカーを内蔵している。

B.T.O.は、CPU、メモリー、HDD、光ディスクドライブ、オプション、OSについて選択できる。CPUは、Pentium III-1.0/1.2GHz、Celeron-900/950MHz、Celeron-1.0/1.1/1.2GHzより選択。メモリーは128MBから512MBまで搭載可能で、CPUがPentium IIIの場合はPC133対応のSDRAM、Celeronの場合はPC100対応のSDRAMとなる。HDDは、Ultra ATA/100対応の20/40/80GB(毎分5400回転)から選択する。光ディスクドライブは、ATAPI接続のスリムタイプのものを、CD-ROMドライブ(読込24倍速)、CD-R/RWドライブ(書込8倍速/書換4倍速/読込24倍速)、CD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ(書込8倍速/書換4倍速/読込24倍速/DVD読込8倍速)の中から選択する。また、工場出荷時オプションとして、IEEE1394インターフェースと同社製のDV編集ソフト『DV Symphomovie』がセットになった“IEEE1394+DV編集ソフト”と、V.90/K56flex対応の56kbpsファクスモデムを選択できる。

OSは、Windows 98 SE/2000 Professional/XP Home Edition/XP Professionalのいずれかを選択できる。

標準で付属するソフトウェアは、日本ネットワークアソシエイツ(株)のウイルス対策プログラム『McAfee VirusScan』。また光ディスクドライブに、CD-R/RWドライブ、コンボドライブを選択した場合は、(株)ビー・エイチ・エーのライティングソフト『B's Recorder GOLD』と『B's CLiP』が付属し、DVD-ROMドライブかコンボドライブを選択した場合は、米インタービデオ社のDVDビデオ再生ソフト『WinDVD』が付属する。

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