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SoundBlaster Audigy

SoundBlaster Audigy

2001年10月02日 00時00分更新

文● 松本

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サラウンドスピーカ「Inspire」

Creative Inspire 5.1 5300
5.1chスピーカの「Creative Inspire 5.1 5300」。5つのサテライトスピーカはケーブル直付けで、サブウーファとの接続はRCAピン端子。

 Live!の発売時には、標準サポートされた4スピーカ出力を生かすため4.1chスピーカ「Cambridge PCWorks FourPointSurround」が同時発売されたが、今回はAudigyの5.1ch出力に対応したスピーカが用意されている。

サブウーファ背面
サブウーファ背面。アナログ入力用のステレオミニジャック3系統と、スピーカ接続用のRCAピン端子5系統が装備されている。

 「Creative Inspire 5.1 5300」は、5つのサテライトスピーカとアンプ内蔵サブウーファからなるサラウンドシステムで、5.1chのアナログ入力に対応する。デジタル入力端子やドルビーデジタルデコーダは搭載せず、AudigyカードやLive!5.1カードでデコードした5.1ch音声が入力できるだけのシンプルな仕様になっている。
 また、4.1chスピーカの「Creative Inspire 4.1 4400」と、2.1chスピーカ「Creative Inspire 2.1 2400」も同時発売されている。価格はすべてオープンプライスだが、店頭予想価格は5300が1万6800円前後、4400が1万1800円前後、2400が5000円台となっている。

ワイヤードリモコン
Inspireシリーズにはすべてワイヤードリモコンが付属し、手元で電源のオンオフ、バランス調節、ボリューム調節が行える。

 MP3やWMAといったミュージックファイルの再生に限らず、DVD-Videoの再生や3Dゲームの進化など、PCがサウンドカードに要求する性能は一昔前とは桁違いに高くなっている。それに応えるように登場したLive!シリーズを超えて、さらに高音質、多機能を実現したSoundBlaster Audigy。3万8800円~1万8800円という価格は、コンシューマ向けサウンドカードとしては非常に高価だが、24bit/96kHzへの対応や高いS/N比の達成など、Audigyは「オーディオカード」と呼ばれる音楽制作向けのハイエンドカードに迫るポテンシャルを備えている。PCを使ってゲームや、DVD鑑賞、音楽制作もハイレベルに楽しみたいという贅沢なユーザーには、まさにもってこいの1枚だ。

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