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任天堂、『ニンテンドー ゲームキューブ』発表会を開催

2001年08月23日 21時04分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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発表会場では、9月14日以降、年内に発売されるGC用ソフトも紹介された。任天堂の宮本茂取締役情報開発本部長は、人気シリーズ『マリオ』と『ゼルダ』の新作について説明、現在開発中という短い映像が公開された。

マリオの新作『マリオサンシャイン(仮)』は、マリオが夏の日差しの中を走り回るもの。一方のゼルダの新作『ゼルダの伝説GC(仮)』は、リンクが大幅にイメージチェンジ、アニメ調で子供っぽい等身になっている。このリンクの映像に、場内の報道関係者は一斉にどよめき、映像終了後には拍手が沸き起こった。

宮本氏は、「マリオの新作『マリオサンシャイン(仮)』は2002年夏に発売する。壁キックもパワーアップしている。現在スタッフがのびのびと作っている」

「一方ゼルダの新作『ゼルダの伝説GC(仮)』は2002年のクリスマスごろに発売する。今回キャラクターデザインを変えた。これまでゼルダのキャラクターは子供っぽい等身から次第に大人の等身に変化していったが、この大人にしていく過程で違和感を感じた。そこでもっと個性的にすることにした。結果がこれだ。ゲームの詳細については来年に発表する。これらは2002年中に必ず発売する」と語った。

宮本氏
“動きセンサー”を内蔵したカートリッジを装着し、さらに『ニンテンドー ゲームキューブ GBAケーブル』を接続したGBAを手にする宮本氏

また宮本氏は、GCとGBAの連動による新しい遊びについても説明した。「『コロコロカービィ』は、GBA本体の傾きを利用して、カービィを画面上で転がしてプレイする。GCゲーム画面でコース上の穴にカービィが落ちると、GBA画面の別コースにカービィが降ってきて続きをプレイできるというように、GCとGBAを連動させて遊ぶことが可能だ」

連動デモ画面1
GCとGBAのゲーム連動デモ。写真上がGCのゲーム画面、写真下がGBAの画面
連動デモ画面2
ゲームスタート時、カービィはGCの画面上で進んでいる
連動デモ画面3
GC画面上でコースから落ちたカービィは、今度はGBA画面上に降ってくる。今度はGB画面上で操作することになる

「『どうぶつの森+』もGBAに対応している。GC画面で船に乗ると、GBA用の離れ小島に行けるようになっており、GBA画面で島でのプレイが可能。また、“仕立て屋”機能が追加されており、自分でオリジナルの服やカーテンを作れるのだが、デザインデータをGBAに転送すると、GBA画面上でもデザインできる」と、GBA対応ソフトの遊びかたについて紹介した。

どうぶつの森プラス
GBAにも対応するGC用タイトル『どうぶつの森+』。こちらはGCの画面 (C) 2001 Nintendo
どうぶつの森プラスGBA『どうぶつの森+』で、GCとGBAを接続/連動させた際の、GBA側に表示されるゲーム画面 (C) 2001 Nintendo
本日発表されたGC用ソフトの発売スケジュールは以下の通り。
  • 『ルイージマンション』:9月14日発売、6800円、任天堂
  • 『ウェーブレース ブルーストーム』:9月14日発売、6800円、任天堂
  • 『SUPER MONKEY BALL』:9月14日発売、5800円、セガ
  • 『ピクミン』:10月26日発売、6800円、任天堂
  • 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』:11月21日発売、6800円、任天堂
  • 『FIFA2002 Road to FIFA WORLD CUP』:今秋発売、6800円、エレクトロニック・アーツ・スクウェア
  • 『SSX TRICKY(仮)』:今秋発売、6800円、エレクトロニック・アーツ・スクウェア
  • 『どうぶつの森+』:12月14日発売、6800円、任天堂
  • 『エターナルダークネス 招かれた13人』:12月発売、6800円、任天堂
  • 『ユニバーサルスタジオ・ジャパン』:12月発売、価格未定、ケムコ
  • 『STAR WARS ROGUE LEADER: ROGUE SQUADRON II(仮)』:今冬発売、6800円、エレクトロニック・アーツ・スクウェア
  • 『スターフォックスアドベンチャー ダイナソープラネット』:2002年2月発売、価格未定、任天堂
  • 『動物番長』:2002年3月発売、価格未定、任天堂
  • 『バットマン ダークトゥモロー』:2002年3月下旬発売、価格未定、ケムコ
  • 『VIRTUA STRIKER 3 ver.2002(仮)』:2002年早春発売、価格未定、セガ
  • 『マリオサンシャイン(仮)』:2002年夏発売、価格未定、任天堂
  • 『ゼルダの伝説GC(仮)』:2002年末発売、価格未定、任天堂
  • 『メトロイドプライム(仮)』:発売日未定、価格未定、任天堂
  • 『ディズニーズ ミッキー(仮)』:発売日未定、価格未定、任天堂
  • 『1080'GC(仮)』:発売日未定、価格未定、任天堂
  • 『ドンキーコングレーシング(仮)』:発売日未定、価格未定、任天堂
  • 『新・巨人のドシン1(仮)』:発売日未定、価格未定、任天堂
  • 『PHANTASY STAR ONLINE(仮)』:発売日未定、価格未定、セガ
  • 『ソニックアドベンチャー2(仮)』:発売日未定、価格未定、セガ
  • 『ボンバーマンジェネレーション』:発売日未定、価格未定、ハドソン
  • 『RUNE(仮)』:発売日未定、6800円、フロム・ソフトウェア
  • 『ソウルキャリバー2』:発売日未定、価格未定、ナムコ
ルイージ
『ルイージマンション』:ライト技術を生かした光と影の世界を堪能できる。ルイージが怖がる様子を、画面と共に手元のコントローラーの振動を通じて実感できる (C) 2001 Nintendo
ウェーブレース
『ウェーブレース ブルーストーム』:水や波を表現するにあたっては映像面/物理面から作り込んだという。目の前に本物の水があるような体験が可能。波を走り抜ける感覚はコントローラーの振動によって伝わってくる (C) 1996-2001 Nintendo
スマブラ
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』:任天堂の人気キャラクターが駆け回るアクションゲーム。コントローラーの2ボタンと1スティックだけでさまざまな技を繰り出せる                (C) Nintendo / HAL Laboratory,Inc.                 Charactor (C) Nintendo / HAL Laboratory,Inc. / Creatures Inc. / GAME FREAK Inc. / APE Inc.
エターナル
『エターナルダークネス 招かれた13人』:人類の歴史に添って、数千年の時代を旅するゲーム。プレイヤーは各時代のさまざまな人物となって時代を体験できる (C) 2001 Nintendo. Game developed by Sillicon Knights Inc.
ピクミン
『ピクミン』:画面上にたくさんいる赤や青、黄色の不思議な形のモノが“ピクミン”。主人公に常に追従し、指示に従って動き回る (C) 2001 Nintendo
PSO
『PHANTASY STAR ONLINE(仮)』:ドリームキャスト版PSO Ver.2の世界を再現したネットワークRPG。オフライン時で4人同時プレイが可能 (C) SONICTEAM / SEGA, 2000, 2001
ソニック
『ソニックアドベンチャー2』:おなじみのキャラクター“ソニック・テイルス・ナックルズ”でプレイできる“HEROサイド”と、“Dr.エッグマン”や“シャドウ・ザ・ヘッジホッグ”などが登場する“DARKサイド”の2面から楽しめる Original Game (C) SEGA           (C) SONICTEAM / SEGA, 2001

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