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Xbox発売日発表について、SCEI、任天堂、セガの反応は?――SCEIは“PS3”を開発中!?

2001年09月06日 09時12分更新

文● 編集部 中西祥智

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マイクロソフト(株)の家庭用ゲーム機『Xbox』の日本での発売日が、2002年2月22日に決定した。詳細は以下の記事参照。

Xbox
Xbox

米国でのXboxの発売日は11月8日だ。以前は日米同時発売も噂されていただけに、実質的な発売延期では? とも言われている。

また、任天堂(株)の新しいゲーム機『ニンテンドー ゲーム キューブ』の発売も9月14日と発表された。冬のボーナス商戦にXboxの姿はなく、ゲームキューブと『PlayStation2』の一騎討ちということになる。

「Xboxは出遅れたのではないだろうか?」

その疑問について、任天堂と(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント、そしてライバルである(株)セガに伺ってみた。

出ようが出まいが関係ない。ソフトの量でいく!

SCEI広報のコメントは、「出してこられようと、出してこられまいと、あまり関係ありません。年末は、うちは圧倒的なソフトの量でいきます」

PlayStation2PlayStation2

SCEIは昨年(2000年)の年末には、十分な数のPS2用ゲームタイトルをそろえられなかったという。しかし、今年は数をそろえて、ゲームキューブを迎え撃つ。

また、一般的には、Xboxやゲームキューブが出てくれば、「ゲーム市場の幅が広がり、市場全体の活性化になる」としている。

PS3はどうなる?

「PS2の次の世代のゲーム機(PS3?)も噂されているが」、との質問には、「PSは登場してから7年が経つがまだ販売しており、PS2もそれくらいの製品寿命がある」との答えだった。「今後ゲーム開発者らから、ハードの性能について不満が出てくれば、次世代機について検討する」という。

ただし、PS2のカタログ上のスペックが、Xboxやゲームキューブと比べて若干劣ることを、SCEIは認めた。

ノーコメント

任天堂の広報にコメントを求めたところ、「特にコメントはない」との回答だった。Xboxのことは「他社様のことだから」コメントしないとしている。とにかく、すべての質問に「ノーコメント」。

ニンテンドー ゲーム キューブ
ニンテンドー ゲーム キューブ

マルチコンソールの時代だ

セガの広報の最初の回答も「特にない」だった。しかし詳しく伺うと、Xboxの日本での発売が遅れても、今はもう日本だけの話ではなく「欧米と合わせて考えるべきだ」とのコメントが返ってきた。

また、かつてはこのソフトはこのゲーム機で、というようにゲーム機メーカーにゲームソフトが囲い込まれていたが、今は「“マルチコンソール”の時代であり、どのゲーム機でも同じソフトを楽しむことができる。どのハードを選ぶかは、ユーザーの嗜好の問題だ」としている。

なお、ゲームソフトも、「何本売れたか」という指標で量る時代ではなくなったと、セガでは考えているという。たとえば、セガの子会社の(株)セガ・ミュージック・ネットワークスの運営する携帯電話の着信メロディー配信サービスには約200万人の会員がおり、会員が着信メロディーを購入するのに月に300円支払えば、年間72億円になる。それだけの金額をソフトの売り上げで稼ぐには、いったい何本売ればいいのか。

今はもうネットワークの時代であり、ソフトが何本売れたかではなく、「オンラインで何人接続して、利用者が何時間使ったかがポイントになるだろう」と、セガでは予測している。

DreamcastDreamcast

3社3様の答えが返ってきた。Xboxの発売の遅れは、はたして吉と出るか凶と出るか。マイクロソフトの運営するXboxの公式サイト“Xbox.jp”のトップページには、9月6日現在、Xboxの発売日について、日付だけでなく“大安”の文字も記載されている。

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