このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

遠藤諭、中国製ケータイについて語る!

2001年08月04日 23時48分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
起動画面
Amoisonicのロゴ、「中国電子CEC/厦新通訊」、「卓越科技/精緻生活」と表示があって、この画面となる(言語は英語も選択可能)

 今回の中国訪問で一緒に歩いてくれたBさんによると、中国メーカーの携帯は、どこも売れずに困っているらしいのだが、特徴はゲームがいっぱい入っているなど、小細工が効いているところとか(さすが、C級ゲームの本場)。私のKitty 8298は、「推箱子」(倉庫番)など3種類のゲームしか入っていなかったが、なんとスクリーンセイバーが入っていた。
 「ラインアート」と「時計」は、よいのだが3つ目のスクリーンセイバーは謎だ。タヌキのような猫のようなイタチのような動物が主人公で、ときどき「Hello」などと手を上げる。それだけかと思っていると、なわとびをしたり、釣りをしたり、寝たり、チョウチョを追ったり、毛糸玉で遊んだり、なかなか芸が細かい。というか、その前に液晶表示でスクリーンセイバーは意味なしなんですけど……。
 本体の可愛さもさることながら、このあたりの第3世代携帯などどこ吹く風といった趣の小ざかしい機能が楽しい(同社は、サイトを見ると2.4世代までの携帯は発売している)。



SMSの入力画面
ピンインの文字入力画面
Windows標準の「ラインアート」を思わせるスクリーンセイバー(!)
スクリーンセイバースクリーンセイバースクリーンセイバー
これもちょっぴり懐かしいお時間の表示が少しずつ移動するスクリーンセイバー
スクリーンセイバースクリーンセイバー
スクリーンセイバー
これがナゾの3つ目のスクリーンセイバー
真なぞの穴
ナゾといえば本体上部のコメカミ部にあるナゾの穴。スピーカーでもなくストラップ穴でもない
熊猫 GM718
熊猫 GM718。いま私がいちばん欲しい携帯

 ちなみに、見た目は日本や北欧製の携帯電話とほとんど変らないと書いたが、こんな携帯電話もある(右写真=熊猫 GM718)。デザインは、ERICSSONのT28とかT29のそれを継承している。ほかにも、NOKIAの8210のようなデザインのものもあったが、仕事を急いでいたため購入できず。
 実は、中国には携帯電話メーカーが17社もひしめいている。それもそのはず、外国メーカーも中国で生産しているのだから、中国メーカーに作れないはずがない。今月の米『Forbs』誌の表紙を社長が飾っている中国の急成長家電メーカー「Haier」、パソコンでも大手の「TCL」、テレビなどの輸出で注目される「康佳」など。それにしても、この熊猫を買い逃して、かなりの勢いで悔しがっている私である。

 ところで、携帯電話といえば、2001年7月、「Akiba2GO!」の姉妹サイト「携帯24」主催で、「携帯24香港ツアー」というのが行われた。
 このツアー、「GSM携帯を購入しに行こう!」というのが、その主たるコンセプト。私も、やはりというか当然というかスタッフというか、自腹なのだが、これに参加。さっきちょっと触れたMotorola International 3300を買ったしだい(しかも3台。でもって、いま英国から新品も輸入中)。これについては、いろいろと話が長くなりそうなので、またの機会にするが、GSMの世界は本当に楽しい。それが分かる香港携帯ツアーのレポートは、携帯24にアップされているのでご覧あれ。



前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ